
(今回の質問)
iPhoneで見られたくないアプリを隠す方法はありますか?
(回答)
iPhoneのアプリアイコンを長押しすると、アプリの起動に生体認証を求める設定を追加することができます。また、生体認証によるロックだけでなく、アプリ自体を非表示にすることも可能。他人にアプリの存在を知られたくないときに便利です。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
アプリにロックをかける方法
アプリにロックをかける方法は、以下の通りです。iPhoneのホーム画面に表示されているアプリアイコンを長押し。表示されたメニューから「Face IDを必要にする」を選択します。

アプリを非表示にする方法
先ほどの操作にて「Face IDを必要にする」を選択すると、ポップアップが表示され、「Face IDを必要にする」のほかに「非表示にしてFace IDを必要にする」という選択肢が表示されます。「非表示にしてFace IDを必要にする」の項目を選択すると、ホーム画面やライブラリからアプリが消えて、見えないようになります。

通常はグレーになっているフォルダで、これをタップするとFace IDの認証を求められます。Face IDの認証が完了すると、フォルダ内のアプリを使用できるようになります。

筆者のiPhoneは、家族が自由に使えるようになっています。パスコードロックはかかってますが、家族みんなに周知しているため、自由にiPhoneを開いて、写真を見たりできるような環境です。
ですから、家族にも見られたくないプライベートなアプリには、ロックを掛けるあるいは非表示にすることで、安全を確保しています。
特に子どもは、意図せずに何か誤った操作をする可能性があります。そのため、仕事で使っているようなNotionやEvernoteなどの重要なアプリは、使用できないように配慮をしています。
スクリーンタイムとの使い分けも
特定のアプリにロックを掛けるなら、スクリーンタイムを利用する方法もあります。スクリーンタイムは、アプリに使用制限を掛けるための機能です。一日のうちに使用できる時間に制限を設けることができ、時間をオーバーしたらそのアプリを使用不能にできます。
この方法は、あくまで「利用できる時間に成約を設ける」というものであって、アプリ自体にロックを掛けるのとは少し主旨が異なります。
どういう目的でアプリをロック、あるいは非表示にしたいかによって、使い分けるといいでしょう。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。