年末年始の帰省・旅行客でいつにもましてにぎわう東京駅。構内である駅ナカには相変わらず魅力的なスイーツなどのショップが軒を連ね、活気にあふれています。
2024年秋にJR東京駅構内・南通路にオープンした「RAMEN CLUB(ラーメンクラブ)東京駅店」は“大人の進化系ラーメンスナック”を販売する新ショップ。店舗の派手な見た目も手伝って、ふと足を止めた人たちが列を作る注目店です。一体どんなスナックを販売しているのか、取材してきました。
限定! 「東京醤油ラーメンスナック」
RAMEN CLUBの場所は東京駅1階、丸の内南改札入ってすぐの南通路。目立つ真っ赤なデザインの店で、壁面にはLEDビジョンにラーメンスナックの迫力ある製造工程が流れ、とにかく目を引く存在です。
商品は、ラーメンのどんぶりを連想させる半円型のスタイリッシュなパッケージに入った、「東京醤油ラーメンスナック」と「札幌味噌ラーメンスナック」の2種類(5袋入り税込1080円、8袋入り税込1674円)。東京醤油ラーメンスナックは、ここだけでしか手に入らない東京駅限定商品です。
スナックなのにスープがじゅわっと
袋の中には短い中太ストレートのスナック麺と、チャーシュー・メンマ・ナルト・のり・ネギの5種類の具材が入っていて、麺を口に含むと煮干しと鶏のしっかりとした風味が口いっぱいに広がります。
これはRAMEN CLUBオリジナルの「メルトスープ製法」のなせる技。口の中の温度が約33度になると、麺をコーティングしているオリジナルスープがじゅわっと溶け出す仕掛けになっていて、さらに揚げ麺機で3度揚げされた麺が、気持ちのいい“ガリッ”とした歯ごたえを実現しているのだそうです。
子どもの頃から慣れ親しんでいる某ラーメンスナックとはまた別の、大人の味わい。濃い味付け、ぜいたくな太麺、ミニチュアのようなかわいらしい具材には大人も心踊りますが、ラーメン好きなわが家の8歳児の心にも火をつけた模様。おなじみのラーメンスナックと同じスピードでバク食いしようとするのを、制止するのが一苦労でした。