3/4が日本製? 台湾で「日本の電車」が使われ続ける意外な理由

観光でも利用しやすい台湾の鉄道。大きな遅れもなく、安全性も高いのが魅力です。そんな台湾の鉄道で使われる電車の多くが、実は日本製。その理由を台北在住の筆者が解説します。

DR3100型

日本製の特急形気動車
日本製の特急形気動車:DR3100型(撮影:平賀匡)
台湾全島電化完成後も、特急列車や団体列車など、貴重な戦力として使用されています

EMU800型

日本製の通勤形電車
日本製の通勤形電車:EMU800型(撮影:平賀匡)
台北・高雄都市圏の通勤通学輸送に対応するために、344両が製造されました

TEMU1000型

日本製の特急形電車
日本製の特急形電車:TEMU1000型(撮影:平賀匡)
台北から台湾東部へのアクセス改善のために、JR九州885系電車をベースに65両が製造されました(事故車代替の1両を含む)

JR九州885系電車

JR九州885系電車
JR九州885系電車(撮影:平賀匡)
JR九州で「リレーかもめ」「ソニック」に使用されている特急形電車。同一の走行機器がTEMU1000型にも採用されました

EMU3000型

日本製の特急形電車
日本製の特急形電車:EMU3000型(撮影:平賀匡)
台湾最新の特急形電車。電化や複線化の進展とともに、増発目的で600両が製造されました
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