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2位:趣里(『モンスター』)
2位は、『モンスター』(カンテレ・フジテレビ系)で主演を務める趣里さんです。両親が水谷豊さんと伊藤蘭さんとして有名な趣里さんは、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で主演を務め人気を高めました。『モンスター』では、主人公の神波亮子を担当しGP(ゴールデン・プライムタイム)帯の連ドラで初主演を務めます。亮子は、常識にとらわれずに、裁判で勝つことを最優先にするモンスター弁護士。そんな亮子が、ゲームのように法廷闘争に立ち向かう異色のリーガル・エンターテインメント作品として人気です。
いつでも飄々(ひょうひょう)としている亮子ですが、時には子どものように感情を爆発させる変わった性格の持ち主。趣里さんは、抜群の演技力で一風変わった弁護士を丁寧に表現しています。
回答者からは、「親の七光ではなく、自分の努力でここまできた人なんだなと見てて思う」(40代女性/山形県)、「つかみどころがなく何となくあやしいが有能な弁護士をうまく演じている」(60代女性/広島県)、「ミステリアスな雰囲気の役柄を見事に演じており、何を隠しているのだろうとワクワクさせられる」(40代男性/神奈川県)などの意見が寄せられました。
1位:松本若菜(『わたしの宝物』)
1位は、『わたしの宝物』(フジテレビ系)で主演を務める松本若菜さんです。松本さんは、主演を務めた『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)での、コミカルな演技が話題になったばかり。『わたしの宝物』では、不倫相手の子どもを妊娠してしまう主人公・神崎美羽を演じています。美羽は、幼なじみの冬月稜(深澤辰哉)と劇的な再会を果たし不倫の末に妊娠。出産に迷いながらも、夫・神崎宏樹(田中圭)の子どもと偽って育てる「托卵(たくらん)」を企てます。ドラマでは、宏樹が自分の子どもではないと気付くなど、数多くの修羅場が訪れ目の離せないドラマとして人気に。松本さんは、托卵したことに罪悪感を覚えながらも宏樹との生活を続ける美羽の心情を繊細に演じました。
回答者からは、「重いテーマで感情の変化が難しそうだけど演技が上手い」(30代女性/大阪府)、「苦悩と後悔などが混ざった孤独な姿が、哀愁がにじみ出て引き込まれます」(70代男性/神奈川県)、「見ているこちらまで辛くなるくらい演技が自然で違和感なく見られる」(30代女性/愛知県)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。