【timelesz project】STARTO社の実力派タレントも参加! オーディションは更なる波乱の展開に……!?

timeleszが開催している新メンバーオーディション「timelesz project」へ、STARTO ENTERTAINMENTのタレントが参加することが発表されました。今回は、『timelesz project -AUDITION-』の新エピソードと、オーディションの今後について解説していきます。

STARTO社のタレントが3人合流して波乱の展開に

また、今回の審査では新たに参加するメンバーを発表。前述したとおり、俳優として活躍する寺西さん、原さん、今江さんが参加します。

寺西さんは、2008年に旧ジャニーズ事務所へ入所し、菊池風磨さんと同期で舞台を中心に活動。映画『まくをおろすな!』などにも出演しています。

原さんは2010年の入所で、佐藤勝利さん、目黒蓮さんと同期。ジャニーズJr.(現ジュニア)内グループ・宇宙Sixとして活動歴があり、舞台のほかドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)にも出演しています。

今江さんは2009年に入所し、関西ジャニーズJr.内ユニット・Little Gangs、Gang Starの元メンバー。現在は舞台を中心に活動し、レベルの高いダンスに定評があります。3人とも、歌、ダンス、アクロバットともにレベルが高く、候補生からしたらかなりの脅威になること間違いなし。これまで以上に気合をいれる必要が出てきました。

オーディション開始時点でSTARTO社からの参加は示唆されていましたが、ここまで実績のある3人が加入するのは想定外。菊池さんは「彼らはいま現在アイドルとしての活動をしているかというと、そうではないのですが、もともとはジュニアとして活動していて、ダンス・歌のスキルは申し分ない。なので、4次からの参加になりました」と説明しています。3人ともインタビューで、アイドルとしての活動がしたかったという胸の内を明かし、今回のオーディションへの参加が本気だと話しています。

今回の番組で3人のパフォーマンスを見ると、候補生との差はかなりある印象です。ダンスのレベルの高さはもちろん、表情の作り方や最後まで気を抜かない所作など、舞台やミュージカルで鍛えられた実力はかなりのもの。しかも、3人ともプロとしての活動が長く貫禄もあり、心が強いのでオーディション向きです。一般応募の候補生はかなり頑張らなければ勝てない壁で、番組として非常に面白くなってきました。

「episode 07」で見えた今後の展開とは?

今回の「episode 07 突破 -Part1-」では、「team Purple Rain」の紹介がメインとなりました。このチームには原さんが参加し、ダンスと熱い思いで盛り上げまとまりを生み出していきます。他のメンバーも原さんの影響を受け、チームは最終パフォーマンスでtimeleszメンバーから絶賛を受けることに成功しました。
 
今回のエピソードで面白かった部分は、レベルの高いSTARTO社の3人が参加したことで化学反応が起きたところです。原さんの活躍がメインで取り上げられましたが、パフォーマンスやまとめる力が別次元のレベルにあり、このままいけば合格は間違いなしだと感じます。そんな原さんに食らいついて、他のメンバーもレベルアップしていく、そんな少年漫画的な展開が見られました。

寺西さんと今江さんも別々のチームに振り分けられていますが、同じような現象が起きることが予想されます。アイドル活動を現在はしていないとはいえ、新加入の3人はれっきとしたプロの俳優。「一般人」である候補生に多大な影響を与え、オーディションをいい意味で混沌とさせることに成功しそうです。今回の新メンバーの参加は、「timelesz project」が大きく変わるきっかけになるでしょう。

また、一般応募の候補生がプロを打ち負かすことができるのかという、新しいオーディションの柱ができた感覚です。次回は、『人生遊戯』が課題曲のチームが取り上げられますが、予告ではtimeleszメンバーだけでなくスタッフからも辛辣(しんらつ)な意見が出る危機的状況。どんな波乱が待ち受けているのか、次回の配信にも期待です。
 

この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

次ページ
「team Purple Rain」メンバーのプロフィールを見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • どうする学校?どうなの保護者?

    PTAの「ズルい」論争、いつまで続く? 任意と分かっても非会員を許せないワケ

  • ヒナタカの雑食系映画論

    2025年大注目の「日本のアニメ映画12選」を全力紹介してみた!『たべっ子どうぶつ』をまずは見てほしい

  • 世界を知れば日本が見える

    なぜクルド人は「叩かれる」のか。日本の難民制度を「悪用」していると見られてしまうワケ

  • AIに負けない子の育て方

    教員の退職者増加の中、「ふきこぼれ教員」は日本の教育を改革する先駆者になれるのか