審査基準は実力より“気持ちの強さ”?
大倉さんのコメントは賛否両論を呼びそうですが、今回のオーディションについてかなり的を得た発言です。ファンの間でも、経験があるジュニアから選別を望む声が大きくなっています。その中で、一般応募の候補生が争っていることもあり、何か突き抜けた才能や強い思いがないとファンは納得しないところ。それだけに、ダンスを覚える、うまく歌うことだけに囚われていると、新メンバーになれないと警告したように思えます。歌やダンスが候補生の中で優れているだけでなく、なんとしても受かるんだという信念が大切になる——。この意見にはtimeleszメンバーも賛同している様子で、どれだけ強い気持ちを候補生が見せるかを審査で重要視していることが、今回の配信で鮮明に分かりました。
ただ、ここに来てどういった審査基準なのかイマイチ分からなくなった現状。パフォーマンスがいいだけでは合格しなそうですが、気持ちが強いという部分は配信では正直言えば詳細に見えていません。合格者が決まった際に、今後の配信でその辺りをしっかり説明するのか興味深くなっています。
YELLOWチームに関しては、結果として最終審査でまとまりを見せtimeleszメンバーからも高評価を得ることに成功。メンバーの総評でも、気持ちの強さという部分がメインで語られていた印象でどの候補生が生き残るのか注目です。
ついに次回3次審査の通過者15人が決定!
ついに次週は残るREDチームが取り上げられ、3次審査の通過者が発表されます。前述した通り、ダンスや歌唱以上に「メンバーになる」という強い気持ちが審査基準になっているように思える中で、どのメンバーが15人に選ばれるのかまったく分からない状況です。そのうえで、15人が選ばれた際は、視聴者やファンが納得できる候補生になるのか、注目が集まります。そして『timelesz project -AUDITION-』は、複数回の審査を実施した上で、2025年初旬に新メンバーを決定。これまで隔週で配信されていた同番組ですが、次回は11月29日に配信されることも発表され、さらに熱を帯びてきそうです。次週以降。どのメンバーが新たな審査に進むことができるのか、引き続き動向を追いかけていきます。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。