松本若菜さん、田中圭さんが共演するドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)が、10月17日より放送スタートしました。
本作は、“昼顔妻”を描いた『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年7月期)、“セックスレス”をテーマにした『あなたがしてくれなくても』(2023年4月期)に続く夫婦のタブーを扱ったドラマの第3弾で、テーマは“托卵”。
衝撃の第1話にSNSでは早くも話題が殺到しています。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。
第1話のあらすじ
外面はよいが、乱暴な言葉をぶつけてくる夫の神崎宏樹(田中圭)と冷えきった夫婦生活を送る神崎美羽(松本若菜)。やりきれない思いを抱え、偽物の笑顔を振りまく自分自身に嫌気がさしていました。子どもができれば現状を変えられるかもしれないと考えた美羽は宏樹に妊活を提案するも、自然に任せればいいと一刀両断される始末。
そんなある日、中学時代につらい現実を癒してくれた2歳下の幼なじみ・冬月稜(深澤辰哉)と偶然再会。フェアトレードの会社を譲渡し、アフリカで学校を作るため、もうすぐ日本を離れると話す冬月。美羽は冬月から頼まれ、フリーマーケットの手伝いをすることに。久々の楽しい時間に感謝する美羽に、「いま幸せ?」と問う冬月は、美羽が初恋で大事な人だと告げます。
一方、ひそかにフリーマーケットを訪れていた宏樹は、自然体な美羽の笑顔を見て動揺。焦りを誤魔化すかのように、拒む美羽に対し無理やり行為におよびます。心が傷つききった美羽は冬月との思い出の場所へ行くと、そこには冬月の姿が。2人は愛し合い、冬月は「落ち着いたら帰国するから迎えに行く」と告げてアフリカへ。
アフリカにいる冬月とメッセージを交換しながら宏樹との離婚を検討する中、美羽の妊娠が発覚。出生前DNA検査の結果、胎児の父親は冬月であることが判明。同時に、自爆テロに巻き込まれ冬月が死亡したとニュースで知った美羽は、授かった宝物を守ると決心。”托卵”を決意し、無表情で宏樹に「あなたの子よ」と妊娠を告げるのでした。
“モラハラ夫”田中圭に「酷すぎる」「嫌いになりそう」
結婚当時は2人で喜怒哀楽を分かち合っていた夫婦が、いつしか冷め切った仲に。美羽の母の治療費も払い、借金を肩代わりし、美羽がつらい時は顔をくしゃくしゃにして一緒に泣いていた柔和な笑顔の宏樹が、いかにして暴言を浴びせるモラハラ夫と化してしまったのか気になるところ。
X(旧Twitter)では、「開始20分で田中圭のこと嫌いになりそうになった。それぐらいモラハラ詰め込みまくりの夫なんやあれ...」「田中圭のモラハラが酷すぎて開始10分で挫折しそう」「田中圭のモラハラがやばい…子供できないのが自分にもわけがあるって思ってるところもあるんだろうな…」「『暇だから子ども欲しいんだろう』の殺傷能力半端ない」「私なら秒で捨てるwでも我慢できる奥さんって本当に尊敬だなぁ」などのコメントが続出しています。
「冬月さん第1話で退場なわけないよね⁉」
また、“托卵”を決意するまでのきっかけと経緯がジェットコースター並みの展開で、視聴者からは衝撃の声が殺到。「とんでもない展開で1話から頭追いつかんかった」「冬月さん第1話で退場なわけないよね!?」「だいぶスピーディーな展開みたいでワクワク」など、今後に期待する声が寄せられています。
宏樹に「あなたの子よ」と告げたものの、このままうそをつき続けられるのか不安な気持ちはありつつ、冬月との子どもが自分のおなかにしっかり生きていることを確信する美羽。一方の宏樹は、喜んだ顔を見せない美羽と日常的に厳しい言葉を浴びせてしまう自分との間にできた子どもに対して、うまくやっていける自信がなく……。手にした愛と犯した罪の狭間で悪女・美羽がいかにもがき苦しんでいくのか、目が離せません。
この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。