「All About」ガイドで、企業の製品開発のお手伝いやPR支援等も行うコヤマタカヒロが回答します。
(今回の質問)
洗濯機を使うとき、標準コースしか使っていません。ほかのコースも使った方がよいですか?
(回答)
全てのコースを使う必要はありませんが、特定の衣類の専用コースや温水コース、タオルコースなどは活用するのがおすすめです。
少しのコースを組み合わせるだけでも効果があります
最新の洗濯機にはさまざまなコースが搭載されており、うまく使いこなせないという人も多いのではないでしょうか。実際、標準コースしか使っていないという人も多いようです。しかし、これは非常にもったいないこと。すべてのコースを使う必要はありませんが、標準コースに加えて、2~3個のコースを組み合わせるだけでも、洗濯効率やクオリティーはアップします。
洗濯コースを使い分ける際に重要なのは?
洗濯コースを使い分けるときに重要なのが、洗濯物の事前仕分けです。着ていた衣類、洗濯物をすべて洗濯槽に投げ入れていてはうまく分別できません。まずは標準モード以外で洗いたい衣類をより分けましょう。例えば、小中学生の子どもがいて、部活などの泥汚れなどが激しい衣類がある場合は別途、汚れ落ちコースを利用しましょう。標準コースより長く、しっかり洗い、すすぎをして、汚れを落としてくれます。
逆に皮脂汚れやニオイが気になるなら、40℃以上の温水で洗うコースがおすすめ。ニオイや黄ばみ、皮脂汚れをスッキリと落とすことができます。また、洗濯槽の回転数を少なくして生地のダメージを抑える、おしゃれ着用の浸け置き洗いコースや、洗濯・乾燥後のふっくら感が別次元の「タオル専用コース」が搭載された洗濯機もあります。
まずは、使っている洗濯機に搭載されているコースをチェックしてみるとよいでしょう。
All About ガイドがすすめる洗濯機:パナソニック「NA-LX129D」
この記事の筆者:コヤマ タカヒロ
1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。
1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。