洗濯機で「標準コース」しか使っていない……ほかのコースも使ったほうがよい? 家電のプロの回答は

洗濯機を使う際、標準コースしか使用していない人も多いといいます。実際のところ、他のコースを使うと何が違うのでしょうか。「All About」ガイドのコヤマタカヒロが解説します。

洗濯機は標準コース以外も使うべき?
洗濯機は標準コース以外も使うべき?
洗濯機を使用する際、いつも「標準コース」を選んでしまう……そのような人も多いはず。実際のところ、他のコースを使うと何が違うのでしょうか。

「All About」ガイドで、企業の製品開発のお手伝いやPR支援等も行うコヤマタカヒロが回答します。

(今回の質問)
洗濯機を使うとき、標準コースしか使っていません。ほかのコースも使った方がよいですか?

(回答)
全てのコースを使う必要はありませんが、特定の衣類の専用コースや温水コース、タオルコースなどは活用するのがおすすめです。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

少しのコースを組み合わせるだけでも効果があります

最新の洗濯機にはさまざまなコースが搭載されており、うまく使いこなせないという人も多いのではないでしょうか。実際、標準コースしか使っていないという人も多いようです。

しかし、これは非常にもったいないこと。すべてのコースを使う必要はありませんが、標準コースに加えて、2~3個のコースを組み合わせるだけでも、洗濯効率やクオリティーはアップします。

洗濯コースを使い分ける際に重要なのは?

洗濯コースを使い分けるときに重要なのが、洗濯物の事前仕分けです。着ていた衣類、洗濯物をすべて洗濯槽に投げ入れていてはうまく分別できません。まずは標準モード以外で洗いたい衣類をより分けましょう。

例えば、小中学生の子どもがいて、部活などの泥汚れなどが激しい衣類がある場合は別途、汚れ落ちコースを利用しましょう。標準コースより長く、しっかり洗い、すすぎをして、汚れを落としてくれます。

逆に皮脂汚れやニオイが気になるなら、40℃以上の温水で洗うコースがおすすめ。ニオイや黄ばみ、皮脂汚れをスッキリと落とすことができます。また、洗濯槽の回転数を少なくして生地のダメージを抑える、おしゃれ着用の浸け置き洗いコースや、洗濯・乾燥後のふっくら感が別次元の「タオル専用コース」が搭載された洗濯機もあります。

まずは、使っている洗濯機に搭載されているコースをチェックしてみるとよいでしょう。

All About ガイドがすすめる洗濯機:パナソニック「NA-LX129D」

パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 幅63.9cm 洗濯12kg/乾燥6kg 左開き NA-LX129DL-W マットホワイト トリプル自動投入 スマホで洗濯 温水スゴ落ち泡洗浄 ナノイーX はやふわ乾燥ヒートポンプ
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この記事の筆者:コヤマ タカヒロ
1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。
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