総合格闘技団体RIZINの榊原信行CEOが9月5日、自身のX(旧Twitter)を更新。平本蓮選手のドーピング疑惑についてコメントしました。
「色々な意見があると」
榊原CEOは、「本日記者会見を実施し、朝倉未来選手、平本蓮選手のドーピングの検査結果をお伝えしました。両者陰性で試合は成立しました」と、結果を報告。続けて、「しかしながら、色々な意見があると思います。我々はそうした意見に真摯に耳を傾け、公平・公正な競技運営ができるよう、新たなドーピングポリシーの策定に取り組んで行きます」とルール改正を掲げ、「旗揚げ10年目を前にRIZINに与えられた課題と考え、しっかりクリアしていきたい」と今後の意気込みを語っています。
コメントには、「血液検査を今すぐして」「なぜ今すぐ血液検査しないの?」「・血液検査の実施 ・ドーピング陽性選手の永久追放宣言 最低限これくらいはやってほしかった」「血液検査を導入すれば」と、血液検査を求める声が相次ぎました。そのほか、「今後、どこまで踏み込めるんでしょうか?」「もうRIZIN信じられない」「今後に活かす事例にして」など、さまざまな声も寄せられています。
榊原CEO、「未来はふびんでなりません」
同日に開かれた記者会見で榊原CEOは、今回の騒動について「格闘家としても人生をかけて、引退をかけて戦った試合が、ドーピングの疑惑で泥を塗ってしまったこと、汚してしまったことが本当に悔しい」「未来はふびんでなりません」と話し、この試合が朝倉選手にとって最後の試合となったことに「おわび申したい」「この試合が引退で終わっていくことに、申し訳ないなと本当に思ってます」と謝罪。また、ファンに対しても「がっかりさせてしまった」「この場を借りておわびをしたい」「ドーピングに対してのポリシーを意識を高めておくべきだった」と述べていました。
平本選手を巡っては7月28日開催の「超RIZIN.3」で、かねてより対立していた朝倉未来選手と引退をかけて対戦。1ラウンド2分18秒で平本選手がTKO勝ちしたものの、その後、SNSで平本選手のドーピング疑惑が浮上し、ネット上では物議を醸していました。