【前代未聞の審査システム】2008年10月5日はキングオブコント初代王者が決まった日!【16年前の今日】

16年前の今日、あなたは何をしていましたか? 2008年10月5日、第1回キングオブコントの決勝が放送されました。当時のニュースを振り返ってみましょう。(サムネイル画像:Amazonより)

「そうか、今日はあれがあった日か!」

何気なく過ごしている今日も、過去には何かが起きている日です。当時のニュースを振り返ってみましょう。

「人生が変わるお笑いドリーム」第1回キングオブコント開催

16年前の2008年10月5日、第1回キングオブコントの決勝が放送されました。

キングオブコントは、2008年から始まった「コント日本一」を決めるお笑いイベント。優勝賞金は、漫才日本一を決めるM-1グランプリと同じく1000万円。

公式Webサイトでは「優勝者には一夜にして人生が変わる“お笑いドリーム”が待っています」とうたわれています。

記念すべき第1回大会は、2008年7月3日から東京・大阪・名古屋・福岡・広島・札幌で予選が開催され、全国からプロ・アマ含めて2146組が参加。

9月5日に大阪、9月7日に東京で行われた準決勝を勝ち上がった8組が、10月5日の19時からTBSで生放送された決勝に登場しました。

敗退組が採点! 前代未聞の審査システム

番組MCのダウンタウンが見守る中で決勝を戦ったのは、TKO、バッファロー吾郎、ザ・ギース、天竺鼠、チョコレートプラネット、ロバート、バナナマン、2700の8組。

準決勝で敗退した芸人100人が採点するという前代未聞の審査システムで、Aブロックからはバッファロー吾郎、Bブロックからはバナナマンがファイナルステージに進出。

さらにファイナルステージは、ネタ披露後に自分たちを含めてどちらが面白かったかを発表し、引き分けなら残りのファイナリスト6組が口頭でどちらかに投票。

さらに引き分けならファーストステージと同じく準決勝敗退者100人による投票で決めるという、参加した芸人が勝敗を決めることにこだわった審査方法になっていました。

結果、バッファロー吾郎もバナナマンも自分たちの方が面白いと宣言。残り6組のうち、ザ・ギース以外の投票を集めたバッファロー吾郎が栄えある初代チャンピオンに輝きました。

16年前の今日、あなたは何をしていましたか? この機会に、振り返ってみてはいかがでしょうか。
 
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この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル「コントするイシカワくん」シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。
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