小池栄子さん、仲野太賀さんが共演するドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)。8月7日に放送された第6話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
>前回(第5話)のあらすじはこちら
第6話のあらすじ
新宿歌舞伎町の路地に佇む聖まごころ病院。ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が日本の医師免許を持っていないことを知った高峰啓三(生瀬勝久)が高峰啓介(柄本明)を問い詰めると、高峰亨(仲野太賀)は多くの命を救ってきたヨウコを必死で庇い、彼女に惚れていることを打ち明けます。
その流れで、ヨウコが啓介とリツコ(余貴美子)の間に生まれた娘であることも明らかに。衝撃の話題に院内がざわつく中、背中に痛みを訴える啓三を気にしたヨウコは、検査を受けるよう説得。しかし11年前に愛妻をガンで亡くして以来、西洋医学を信用しなくなった啓三は拒否。一方、高峰はずき(平岩紙)はヨウコを病院の屋上へ呼び出し、自身の胸中を話すことに。
そんな中、亨はひょんなことからNPO法人「Not Alone」新宿エリア代表・南舞(橋本愛)の裏の顔がSM嬢であり、啓三と主従関係にあることを知ります。困惑しつつも舞が勤務するSM風俗店に予約を入れてしまう亨。しかしSM嬢として現れたのはNot Aloneのスタッフ・若井あかね(中井千聖)で、舞は引退したと話します。
ヨウコと亨は舞に協力を仰ぎ啓三を呼び出すと、舞の代わりにSM嬢に扮したヨウコがプレイ中に検査を受けるよう説得。観念した啓三は無事、胃がんを取り除く手術を受けました。
啓介はリツコ、ヨウコ、はずきを連れて別れた妻と面会し、ヨウコが娘であると発表。うすうす勘付いていたヨウコは、啓介を父親とは思えないと言いつつも生まれてきたことに感謝するのでした。
斬新すぎるSMシーンに話題殺到
亨、舞、あかねがモニター越しに見守る中、ヨウコがSMプレイを介して啓三に検査を受けるよう説得したシーンは、視聴者を爆笑の渦に。X(旧Twitter)では、「SM嬢に亀甲縛りされながら最愛の奥様との最期をしんみり語る...こんなシーン誰も思い付かないw」「SM部屋で身体の症状言って内側にもダメージ与えるの、新しいな」「健康診断の大切さをSMで説くとは」などのコメントが殺到。
また、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で仲野太賀さんが演じるヒロインの亡き夫・佐田優三とのギャップに、「昨日はSM見せられて、今日は泣ける手紙聞かされて、仲野太賀は視聴者をどうしたいんだよ!」「前日に歌舞伎町でSM嬢にムチでシバかれていたのと同じ人とは思えない」「優三さん昨日SMしてて気持ちがついていけない」「とても昨日新宿のホテルでムチで打たれてた人のボイスとは思えん優しい声」など話題が集まっています。
第7話では、聖まごころ病院の看護師・堀井しのぶ(塚地武雅)に焦点が当たる模様。内科医・横山勝幸(岡部たかし)は花火大会で堀井が男性である姿を目撃し驚愕(きょうがく)。病院の医師たちに話すが、横山以外は全く動揺せず。そんな中、堀井がとある悩みを抱えていたことが明らかになり——。しっかり者のナースとして独特の存在感を放つ堀井がどんな描かれ方をするのか注目です。
『新宿野戦病院』あらすじバックナンバー
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。