直前でもホテルをお得に予約できる方法はある？ キャンセル拾いは何日前が狙い目？

夏休みは旅行のハイシーズン。特にお盆前後はホテル代も高騰します。今から旅行に行こうと手配するのは遅いのでしょうか？

「All About」旅行ガイドの古屋江美子が回答します。
 
以下で詳しく解説します。

直前でもホテルをお得に予約できる方法5選！

具体的な方法を5つ紹介します。

1. 直前割引を狙う

一休.com「直前割引」や、じゃらん「直前割引特集」など多くの旅行予約サイトで、直前割引をまとめたページが提供されています。また、ホテルの公式Webサイトでも1週間前くらいから直前予約プランを出すことも。

当日の宿泊なら、一休.comの「当日限定プラン特集」が便利です。当日空室のあるホテルを特別価格で見つけられることがあります。

2. 返金不可のプランを狙う

返金不可のプランは、通常より割安です。キャンセルできないリスクはありますが、予定が大きく変わることのない直前予約なら使いやすいでしょう。

3. 複数のサイトを比較する

最安値を見つけるには、トラベルコ、トリバゴ、Google ホテル検索など、複数の旅行予約サイトの価格を1度に比較できるサービスが便利。ただし、公式サイトが1番安いことも多いので、併せてチェックすることをおすすめします。

じゃらんや楽天トラベルなどでポイントをためている人は、ポイント還元率も考慮して総合的に判断するのが良いでしょう。

4. ビジネスホテルを狙う

ビジネスホテルは温泉旅館やリゾートホテルに比べると、年間を通じて価格変動が少なく、値上がり率はそこまで高くありません。「街歩きなど観光メインでホテルは泊まるだけ」というスタイルの旅行なら、ビジネスホテルを選ぶのも一案です。

5. ポイントや無料宿泊特典を使う

ホテルのロイヤルティプログラムや旅行予約サイトのポイントなどを活用するのもおすすめです。特に直前で価格が高くなっているときは、特典やポイントを使うことでお得感がアップします。

直前予約のメリットって？

直前予約のメリットは、「直前まで仕事の予定が見えない」「天気や気分次第でフラッと出かけたい」といった人も柔軟に予定を決められること。また、直前割引を利用できれば、通常よりお得に泊まれる可能性もあります。

一方で、デメリットとしてホテル料金は需要で価格が変動するので、直前になるほど予約が埋まり、料金が上がる傾向であること。また、ホテルの選択肢も減るので、泊まりたいホテルが決まっている人は、やはり早めの予約がおすすめです。

キャンセル拾いは「3日前」が狙い目！

お盆などの繁忙期であっても、よほどホテルの少ない地域でない限り、どこにも泊まれないことはほぼないでしょう。泊まりたい宿が満室の場合は、キャンセル狙いも一案。狙い目は“3日前”です。一般的にホテルのキャンセル料は3日前からかかり始める、あるいはキャンセル料が高くなることが多いので、泊まりたい日の3〜4日前くらいになると空きが出ることがあります。

なお、直前予約を行うときはバタバタしていることも多いと思うので、予約の際は、日程や日付、名前などにミスがないよう注意してください。