本記事では、年齢別「50代」の年収事情を詳しく紹介します。
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50代以上の年収分布、最多は「300~400万円未満」
これに続いて2位が「400~500万円未満」(15.9%)、3位が「500~600万円未満」(13.3%)、4位が「1000万円以上」(12.7%)です。
男女別の平均年収、約240万円の差
50代以上の平均年収を男女別に見ると、大きな差が見られます。50代以上全体の平均年収は607万円ですが、男性は674万円、女性は434万円と、240万円の差がありました。男性の平均年収は59歳で最高の771万円に達し、女性は60歳で510万円とピークを迎えています。また、中央値は50代以上全体で500万円。男性で600万円、女性で370万円となっています。
年齢別の年収推移、59歳でピーク
50歳では546万円だった平均年収が、55歳になると615万円に上昇。さらに59歳で727万円とピークを迎え、その後65歳では534万円まで低下します。特に59歳で平均年収が727万円とピークを迎えるのが特徴的です。
業種別では、「総合商社」が939万円でトップ。次いで「IT/通信」(747万円)、「金融」(714万円)と続きます。職種別では、「企画/管理系」が812万円と最も高く、次いで「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」(737万円)、「技術系(IT/通信)」(717万円)となっています。