山形県版「住みここち(自治体)」ランキングは、山形県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答6411人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:東根市
2位は、東根(ひがしね)市。県のほぼ中央に位置し、東北エリアの中心都市である宮城県仙台市に隣接。新幹線の停車駅、山形空港、東北中央自動車道ICがあり、交通利便性の高さから企業も数多く立地し、発展を遂げています。さくらんぼやりんごなど、山形県有数の果樹産地として知られるほか、工業製造品出荷額は常に県内上位。「あそびあランド」や「東根市さくらんぼタントクルセンター」など、子どもの遊び場も多く、子育て世代からの支持を得ています。実際の居住者からは、「コンパクトシティとして、日常必要なものは徒歩圏内で入手することができる。子どもの遊び場が充実している。転入者も増えており、街全体の活気もある」「田舎過ぎず都会でもなく子育てするにはちょうど良い気がする。病院や市役所などが車で5分程度のところにあるので助かっている。スーパーも幾つか選べで良い」「自然がいっぱいで住みやすくスーパーやコンビニやドラッグストアなどが近くにある」などの声が集まりました。
1位:天童市
1位は、天童市でした。山形県最大の都市で県庁所在地である山形市に隣接し、ベッドタウンとして発展。市の中心部を走るJR奥羽本線と国道13号に加えて山形新幹線が停車する駅があり、山形空港へは車で約10分で行けるなど交通利便性の高さが人気です。山形県内では降雪量が少ないエリアで、住みやすい地域として選ばれるほか、江戸時代から始まったと言われる将棋駒の生産地としても有名。「天童温泉」の旅情あふれる温泉街は、多くの観光客でにぎわいます。実際の居住者からは、「商業施設や行政サービス、子育てのしやすさ等充実している。県内各地へのアクセスがしやすい。アウトドア趣味も満喫しやすい。スポーツも盛んで施設も多い。観光シーズンは多くの人が訪れる。蕎麦が美味しく、ラーメンは激戦区」「市街地の道路は大体が碁盤の目になっており交通量の割には通行しやすい。県内全般に温泉施設が多く、かつ安価である」などのコメントが寄せられました。
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この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。