福島県版「住みここち(自治体)」ランキングは、福島県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答1万343人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:郡山市
2位は、郡山(こおりやま)市。県庁所在地の福島市より人口が多く、東北エリアでも宮城県仙台市に次ぐ2位の人口を誇ります。県内を代表するターミナル駅「郡山」駅からは、東北新幹線を利用して東京駅まで最速約76分で行くことができ、東北自動車道も通っているため首都圏からのアクセスが便利です。駅直結の高層ビル「ビッグアイ」のほか、市内に大型商業施設が点在し、多くの企業や教育機関も充実。広大な敷地内にバラ園も備える「開成山公園」や東北最大の前方後方墳「大安場古墳」を中心とする史跡公園「大安場史跡公園」など、自然を身近に感じられるスポットも魅力です。実際の居住者からは、「徒歩数分のところに大型ドラッグストア・スーパーなどが多くあり、ベビーカーを押して買い物に行く選択ができるところ。また西松屋やベビーザらスなど子ども用品を揃えているお店が近いところ。その他にも、雨天でも遊べる遊び場があり全体的に子育てしやすい場所であるところ」「レストランや飲食店が多い。医療機関の充実や、子どもの医療費が18歳まで無料。音楽の盛んな郡山市なので、優秀な合唱部や合奏団があり、指導する先生も優秀」「主要駅から徒歩圏内でありながら、賑やかすぎない。近くにスーパーやドラッグストアが複数店舗ある。気軽に行ける飲食店が近くにある。主要な場所どの方向にも車で出やすい」などの声が集まりました。
1位:伊達郡桑折町
1位は、伊達郡桑折町(だてぐんこおりまち)。県庁所在地である福島市に隣接し、福島市内へは電車で約15分ほどで行けるほか、宮城県仙台市へは電車で約1時間でアクセスできます。阿武隈(あぶくま)川や半田山などの自然豊かなエリアで、桃・りんご・柿などの果樹栽培が盛ん。特に桃は県内有数の出荷量を誇り、「献上桃の郷」として知られています。桜から紅葉まで楽しめる「半田山自然公園」は、トレッキングやキャンプも楽しめる市民の憩いの場となっているほか、近年、町の中心部に新たにグランピング施設や商業施設がオープンし、注目を集めています。実際の居住者からは、「大型ショッピングモールや子ども園が将来出来ること。地元にインターチェンジができたこと」「生活に必要な施設や交通機関等など、徒歩圏内にほぼあること。住みやすい」「近所付き合いが、煩わしくないし、適度に田舎でお野菜が安いし、全体的に物価も安い。それなのに街中へのアクセスが良い」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。