北海道版「住みここち(駅)」ランキングは、北海道に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の3万6940人分の回答を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。駅徒歩15分以内に居住している回答者が30人以上の駅を対象としています。
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2位:中央図書館前A(石山通・中央図書館前・電車事業所前・ロープウェイ入口を統合)
2位は、「中央図書館前A(エリア)」。石山通・中央図書館前・電車事業所前・ロープウェイ入口を統合した、札幌市の路面電車「札幌市電」の駅エリアで、始発や終電など一部の電車の起点・終点駅になっています。「中央図書館前」駅前には市内最大の図書館「札幌市中央図書館」や「札幌市埋蔵文化財センター」など教育に関する施設が充実し、閑静な住宅街が広がります。スーパーマーケットなどの商業施設や郵便局など生活に必要な施設がコンパクトにまとまり、生活利便性の高さも支持されるポイントです。実際の居住者からは、「都市の環境にありながら、自然豊かなところ文教地区であり、市内で一番大きな図書館もある。交通アクセスもよい。有名な回転寿司や焼き肉屋もかなり近い」「都心部へのアクセスも非常によく、日常生活を営みやすい。日常の買い物も徒歩圏内にドラッグストア、スーパー百均などあり、特に困ることなく、そして閑静であるし、藻岩山の景色もよく、治安が良いところ」「治安が良く、病院やお店などの便利な施設まで足が運びやすく、また数が多い。商業施設や空港、JRへのアクセスも良く、家賃も安く、地盤も固く、全てにおいて気に入っている」などの声が集まりました。
1位:円山公園(地下鉄東西線)
5年連続の1位は、札幌市中央区に位置する地下鉄東西線の「円山(まるやま)公園」駅でした。駅名にもなっている「円山公園」があるほか、徒歩圏内に「円山動物園」「北海道神宮」など自然豊かなスポットが充実。札幌駅や大通駅に地下鉄で約10分と都心部へのアクセスが良く、駅直結のショッピングモール「マルヤマクラス」をはじめ、スーパーマーケットやカフェ、飲食店などの商業施設が豊富にそろいます。駅周辺にはマンションも多く、都市の利便性と自然豊かな環境が共存する人気のエリアです。実際の居住者からは、「山が近く自然に親しむには良い。買い物、教育など生活環境も充実している。札幌市の中では最も人気のあるエリア。おしゃれなカフェなども多い。歓楽街的要素は少なく治安も良い」「円山、藻岩山が近く、四季折々の自然の景色を感じながら日常生活を送ることができ、季節によっては気軽に登山もできるところ。札幌の中心部までのアクセスが便利なところ」「生活に必要最低限の施設等が徒歩圏内に揃っており、中心部へのアクセスも悪くはない。そのうえで騒がしくない所」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
※2つ以上駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記しています
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。