「AppleCare+」は加入した方がいい? メリットとデメリットが知りたいです【スマホのプロが解説】

iPhoneを購入時、加入をおすすめされる「AppleCare+」。加入した場合のメリットとデメリットについて、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

Apple Careは加入するべきか?
「AppleCare+」は加入した方がいいですか?

iPhoneを購入した際、加入をすすめられる「AppleCare+」。実際のところ、入っておくべきなのでしょうか?

「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

(今回の質問)
iPhoneを購入したら、「AppleCare+」をすすめられました。加入した方がいいですか?

(回答)
「AppleCare+」に加入するかどうかを決める際には、メリットとデメリットを慎重に比較し、自分の利用状況や優先事項に基づいて判断することが重要です。以下に、AppleCare+に加入するメリットとデメリット、そして加入するかどうかを決めるための判断基準について詳しく説明します。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。 

「AppleCare+」のメリットは?

正式名称は「AppleCare+ for iPhone」といい、過失や事故によってiPhoneが損傷した際、安く修理を受けられたり、専門家のサポートを優先的に得られるサービスです。

主なサービス内容は以下です。

・過失や事故による損傷に対する修理などのサービス
・バッテリーの修理保証
・テクニカルサポートへの優先アクセス

このサービスを使用していてメリットを感じるのは、例えば以下のようなケースです。

●故障したときに安価で修理できる
自然故障のほか、過失や事故による故障も保証の対象となり、比較的安価で修理をしてもらえます。

●バッテリーの無償交換ができる
バッテリーの最大容量が80%を下回ってしまった場合、無償で交換してもらえます。

●故障時にエクスプレス交換サービスが利用できる
iPhoneが故障したとき、迅速に新品同等の端末と交換してくれるサービス。「スマホが使えない」という状態をいち早く解消できます。

●盗難・紛失に対応したプランもある
「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」に加入していれば、盗難や紛失に対する保証を1年間に2回まで、安価なサービス料で受けられます。

「AppleCare+」のデメリットは?

「AppleCare+」のデメリットは、やはり掛け捨てな点。iPhoneについて傷や故障、紛失や盗難が起こらなければ、かけた費用が無駄になってしまいます。

加えて、加入できるタイミングが限られている点も注意が必要です。iPhoneを購入した日から30日以内でないと加入することができません。

加入するかどうかを決める判断基準

加入を迷われているとのことですが、私自身もiPhoneを新しくするたびに、加入を悩んでしまいます。そのときは、過去の自分の利用状況を振り返るようにしています。

私はいままで、画面を割ったことが一度だけありましたが、故障させたことはありません。落下させて大きく破損させることもありませんし、紛失・盗難もありません。

また、そういった破損を未然に防ぐために、必ずフィルムやケースを着用するようにしています。ですので、「AppleCare+」に費用をかけても無駄になる可能性が高いと判断し、加入しないことがほとんどです。過去のご自身の利用状況を踏まえて、修理や交換をしたことがなければ、「AppleCare+」に加入しないのも賢い選択だと思います。

もしあとから「やっぱり保険に入っておきたい」と思ったら、他社が提供しているモバイル保険に加入することもできますので、焦ったり急いだりせず、じっくり考えるのがいいのではないでしょうか。
 
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】