そんなハッキングの警告について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
「iPhone がハッキングされています」と表示されました。本当にハッキングされてるんですか?
(回答)
「iPhoneがハッキングされています」と表示される警告は、多くの場合、詐欺やフィッシングの一環であることが多いです。ユーザーの焦りや不安をあおるのが狙いです。すぐにトラブルに発展するものではありませんので、落ち着いて対処するようにしてください。
警告が出る理由、考えられる原因は?
警告が出る理由として、以下の原因が考えられます。■詐欺サイトやポップアップ広告
インターネットを閲覧中に突然表示される場合、多くは詐欺目的の広告です。これらの警告は、ユーザーを不安にさせてクリックさせ、個人情報を盗むことが目的です。
■フィッシング攻撃
フィッシングメールやメッセージから誘導されて表示されることもあります。リンクをクリックさせることで、不正なサイトに誘導することが目的です。
■悪意のあるアプリ
信頼できないアプリをインストールした場合、偽の警告を表示することがあります。
正しい対処法4つ
以下の正しい対処法を試して見てください。■警告を無視する
ポップアップや警告が表示されても、リンクやボタンをクリックしないでください。無視して画面を閉じるか、アプリを終了させましょう。
■iPhoneを再起動
念の為iPhoneを一度再起動して、問題が解決しないか確認します。
■信頼できないアプリを削除
もし不安なアプリがインストールされている場合、それを削除します。
■最新のiOSにアップデート
設定からソフトウェアアップデートを確認し、もし最新のiOSがリリースされていたら、それをインストールします。これにより、最新のセキュリティパッチが適用されます。
タッチしてしまったらどうするべき?
もしあやまってタッチしてしまった場合は、以下の通りにしましょう。■それ以上操作を進めない
警告文を閉じようとして、詐欺サイトに飛ばされるケースがあります。
余計な操作はせずに、直ちにそのページを閉じてください。
個人情報の入力やアプリのインストールを求められても無視します。
■アカウント情報・パスワードを変更
Apple IDや重要なアカウントのパスワードを変更します。特にフィッシングサイトでパスワードを入力してしまった場合、直ちに変更することが重要です。
必要に応じて二段階認証の設定を行いましょう。これを設定しておくと、情報の漏洩を未然に防げる可能性が上がります。
これらの対処法を実行することで、偽の警告や実際のセキュリティリスクに対処できます。日常的にiPhoneを安全に保つためには、信頼できるサイトやアプリのみを使用し、疑わしいリンクはクリックしないことが重要です。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。