この記事では、『ビリオン×スクール』の放送を記念して、これまでの活動などを振り返りながら山田さんの魅力に迫りたいと思います。
「山田涼介」のプロフィールは?
まず、山田さんのプロフィールを簡単に振り返りましょう。旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)でジャニーズJr.(現ジュニア)として活躍し、2007年に「Hey! Say! JUMP」のメンバーとしてCDデビュー。並行してユニット「NYC」でもヒット曲を発表し、さらに俳優として『左目探偵EYE』『金田一少年の事件簿』(ともに日本テレビ系)で主演を務めるなど大活躍します。
ラブストーリーからコメディーまで、さまざまな作品に出演
メジャーデビュー直後から一気に大ブレークし、現在まで人気を博している山田さん。俳優としては、映画での活躍も目立ち、2015年公開の『暗殺教室』でスクリーンデビューすると、「第39回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞します。その後も、『鋼の錬金術師』シリーズが大ヒットし、『燃えよ剣』『サイレントラブ』などに出演し続けます。さまざまな作品に出演している印象ですが、ドラマではさらに幅広いジャンルに挑戦。『カインとアベル』(フジテレビ系)では、月9初主演を担当し、桐谷健太さんとともに“運命的な兄弟”を中心とした複雑なストーリーに挑みました。ヒューマンラブストーリーとなるこの作品で山田さんは繊細な演技を披露。俳優としての高い素質を見せつけました。
かと思えば、主演を務めた『もみ消して冬』(日本テレビ系)は、分かりやすいホームコメディー作品となり、軽快な山田さんの演技が好評に。『セミオトコ』(テレビ朝日系)はもっと変わった作品で、セミから人間へと変身した青年・セミオの一生を演じました。セミとして寿命が短く、7日間だけ人間としての奇跡を感じながら生きるセミオ。切なくも希望に満ちあふれたセミオを山田さんは丁寧に作り上げ、コメディードラマでありながら泣ける感動作に仕上げました。
“カメレオン俳優”として新たな境地に挑戦
その他にも、サスペンス作品の『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)、ド直球のラブストーリーである『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)など、出演作のたびにジャンルの違う作品でメインキャストを務めています。端正なルックスを持ち味にどんな役でも演じることができ、表現力が高いことで個性的な脚本のドラマでも問題なし。まさに、“カメレオン俳優”として、あらゆる作品でも対応してしまう能力を持っています。
今回の『ビリオン×スクール』では初の教師役となり、こちらも新たな姿を見られる可能性が大。
山田さん演じる加賀美零は、日本一の財閥系企業のトップで「億万長者=ビリオネア」ながら、ある目的を持って身分を隠した学校の教師役。庶民の感覚が分からない加賀美が、問題のある生徒たちと交流することで化学反応を起こす、学園コメディー作品となります。
演出は、『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日系)などで人気の瑠東東一郎さんが担当。これまでにない山田さんを見ることができるドラマになりそうです。