新潟県版「住みたい街(自治体)」ランキングは、新潟県に住む20歳以上の男女3295人を対象に実施(調査期間:2024年2月21日〜3月14日)。回答を全国の自治体を対象にしてランキングを集計しています。
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3位:新潟市東区
3位は、新潟市東区でした。日本海に面し、信濃川や阿賀野川などの河川が流れる豊かな水辺に恵まれたエリア。新潟空港と新潟西港があり、空と海の玄関口となっています。日本海沿岸部には工業地帯が広がり、工場夜景スポットを巡るバスツアーが人気。じゅんさい池公園、阿賀野川河川公園、山の下みなとランドなど大きな公園が多く、ファミリー世帯に適した環境も整っています。実際に居住したことがある回答者からは、「最近若い人が古い空きテナントにオシャレなお店を開くことが増えてきて、街が活性化することが期待できる。郊外で家賃等安いが、中心地へのアクセスもよく、便利」「地理的に海も山もあるため、車で1時間もすれば自然に触れられる。ごはんが美味しい。地元農家の野菜や果実が美味しい。美味しいパン屋が多い」などの声がありました。
2位:東京23区
2位は、東京23区。皇居周辺や国会議事堂がある千代田区、中央区、港区など「特別区」と呼ばれる各区が独立した自治体で、鉄道や地下鉄、高速道路などが網の目状に張り巡らされています。オフィスや商業施設が集結するエリアや東京湾に面した再開発エリアのほか、神社仏閣なども数多く残り、新旧の観光名所が点在しています。実際に居住したことがある回答者からは、「駅前や、駅から自宅までの間に複数のコンビニエンスストアやスーパーマーケット、テイクアウト可能な飲食店・お弁当屋さんがあり、食の選択肢が多く食事に困らないところが気に入っています。昔は多かった自転車の路駐が現在はゼロになっており、歩行者用道路がとても歩きやすくなりました。ドラッグストアも複数あり、少し歩けばドン・キホーテがあるなど、生活必需品のだいたいがこの町で揃います。繁華街へのアクセスもしやすく、不便なことは特にありません」などの声がありました。
1位:新潟市中央区
1位は、新潟市中央区。6年連続の1位を獲得するほか、同調査の「新潟県の住みここち」ランキングでは、北蒲原郡聖籠町に次いで、2位にランクインしています。新潟市8区の中で一番人口が多く、市役所や県庁などの行政機関や商業施設の集まる市の経済・行政の中心地。陸の玄関口である新潟駅の大幅リニューアルで、駅直結のバスターミナルや大型商業施設が充実し、ますますにぎわいを見せています。実際に居住したことがある回答者からは、「大きなイオンが近くにあり、そこで大体のものが手に入ること。一番近い駅は徒歩20分程度だが、県内で一番大きな駅にも30分強で行けるため高校などに通いやすい。バイパスが近くにあるためクルマでの移動も便利。閑静な住宅街で騒音もなく、同世代の住人や子どもも多くいる。保育園と小学校が徒歩5分程度のところにあり便利。クリニックは徒歩圏内、車で数分のところにあり、総合病院も車で15分以内にあるため何かあったときも安心。普段遊ぶような公園がいくつも徒歩圏内にあり、サッカーや野球の試合ができるような大きな公園も近い」とのコメントがありました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。