「あと10年経てば下落する」2011年に「3740万円」で新築2LDK購入の60歳男性が語る、マンション購入のリアル

都内を中心にマンション価格高騰が続く中、「マイナス金利政策」の解除もあり、マンションを購入するタイミングや売却するタイミングを悩んでいる人も多いでしょう。静岡県在住の60歳男性に聞いた、マンション購入についてのリアルな体験を紹介します。

シニア
マンション購入者に、マンション価格の高騰状況について聞く
ここ数年、都内を中心にマンション価格高騰が続いています。そんな中、日本銀行も3月、「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを決定。マンションを購入するタイミングや売却するタイミングを悩んでいる人も多いでしょう。

マンションの購入や売却は、家計に大きな影響を与える重要な決断です。All About ニュース編集部が4月9~10日に実施した調査から、静岡県在住の60歳男性に聞いた、マンション購入についてのリアルな体験と、現在の売却価格の予想について紹介します。

2011年に、「3740万円」で2LDKの新築マンションを購入

この男性の世帯は、夫婦2人家族。2011年11月に3740万円でマンションを購入。当時の世帯年収は、夫が1000万円、妻が100万円の1100万円でした。購入したマンションは静岡県静岡市駿河区に位置し、新築の10階2LDKの物件でした。ペアローンは組んでいないとのことです。

マンションを購入した理由は「結婚」とのこと。また、「大きな道路沿いの立地で車の音がうるさい」と購入後の印象を教えてくれました。

築12年での売却予想は「4400万円」も、「あと10年ぐらいたてば、再び、下落するとみている」

現在、この男性が買ったマンションは築12年になります。売却はしていませんが、この男性は「4400万円」と現在の査定価格を予想しており、現在のマンション価格の高騰状況に関して、「あと10年ぐらいたてば、再び、下落するとみている」と語ります。

これからマンションを購入する人へのアドバイスを聞くと、「フルローンでの購入は止めたほうが良い。ローンで購入の場合は、繰上げ返済を早めに行い、定年退職時にはローンを完済しておくこと」とコメントしました。


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