50~60代が「歌で思い出す駅名」ランキング! 『東京ブギウギ』などの「東京」を抑えた1位は?

全国50〜60代の男女345人が選んだ「歌で思い出す駅名」ランキング! 吉幾三『俺ら東京さ行ぐだ』、笠置シヅ子『東京ブギウギ』の「東京」駅を抑えた1位は?

50~60代が「歌で思い出す駅名」ランキング
50~60代が「歌で思い出す駅名」ランキング
不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」を運営するLIFULL(ライフル)は5月27日、「歌で思い出す駅名」ランキングを発表しました。同調査は、全国10〜60代の男女1230人を対象に、インターネット上で実施(調査期間:2024年5月2〜9日)。今回は、50〜60代の男女345人による調査結果から、50~60代が「歌で思い出す駅名」ランキングを発表します。

>5位までの全ランキング結果を見る

2位:東京

2位は、東京都千代田区に位置する日本最大のターミナル駅、「東京」駅。東京の玄関口としてだけでなく、大正時代の初めに建設された「東京駅 赤レンガ駅舎」は、100年以上もの間、東京のシンボル的存在として歴史を刻んでいます。

10~40代の全ての年代でTOP2入りを果たしている東京駅ですが、50~60代の回答者からは、吉幾三さんの『俺ら東京さ行ぐだ』、笠置シヅ子さんの『東京ブギウギ』などの曲名が挙がりました。
 

1984年に発表された吉幾三さんの『俺ら東京さ行ぐだ』は、地方から上京する人の東京への憧れや意気込みを歌った曲。「東京で牛飼うだ」「東京で馬車引くだ」「銀座に山買うだ」などの歌詞や明るく軽快なテンポが人気を集め大ヒット。

1947年に発表された『東京ブギウギ』で知られる歌手・笠置シヅ子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』は、2023年10月から2024年3月まで放送され、改めて注目を集めました。

1位:上野

1位は、圧倒的な票数で「上野」駅。30~40代のランキングでも1位を獲得しています。上野駅は、東京都台東区に位置し、複数の路線が乗り入れる都内有数のターミナル駅として多くの人々に利用されるだけでなく、美術館や博物館、桜の名所でもある上野恩賜公園などに1年を通して多くの人が訪れます。

回答者全員が挙げた楽曲は、30~40代と同じく、石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』でした。50~60代のランキングでは3位に「青森駅」もランクインしており、この楽曲の想起率の高さがうかがえる結果となりました。

「上野発の夜行列車 おりた時から」の歌い出しで始まる『津軽海峡・冬景色』ですが、歌詞には「上野」駅の光景などが登場するわけではなく、歌の舞台は夜行列車をおり立った青森県。「ごらんあれが 竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと」の歌詞に出てくる、青森県外ヶ浜町の竜飛崎の津軽海峡を見下ろす高台には、ボタンを押すと『津軽海峡・冬景色』の2番が流れる歌謡碑があり、多くの観光客が訪れています。

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。
次ページ
5位までの全ランキング結果を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】