iPhoneを充電しようとしたら「Lightningコネクタで液体が検出された」と警告が……。どうすればいい？

iPhoneを充電しようとしたら、「Lightningコネクタで液体が検出された」と表示が……。突然の警告で焦ってしまいますよね。このような場合、どう対処するのが正解なのでしょうか。

「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。 

警告が表示される理由

「Lightningコネクタで液体が検出されました」という表示は、iPhoneの充電ポートに液体が接触したことをセンサーが検出したときに起こります。

この機能は、デバイスを液体から保護し、損傷を免れるためにあります。従ってこの警告が出たからといって、必ずしもiPhoneが故障したわけではありません。

液体が検出される原因として考えられる状況をいくつかピックアップします。

・水や他の液体がiPhoneにかかった。
・高湿度、あるいは水蒸気があたるような場所に置いてあった。
・運動時の汗が付着するような状況だった。
・急激な温度変化による結露の可能性があった。

警告が表示されたときの対処法は？

警告が表示されたときは、以下のステップで対処するといいでしょう。

1. iPhoneの電源を切る
まず最初に、iPhoneの電源を切ります。これにより内部が損傷するリスクを最小限に抑えられます。

2. 水分を取り除く
もしiPhoneに水分が付着しているなら、乾いた布などを使って優しく拭き取ります。コネクタ内の水分は、コネクタ部分を下向きにして、優しくたたいて余分な水分を抜き取ります。綿棒やペーパータオルなどを差し込むのは故障の原因になるのでやめましょう。

3. 自然乾燥させる
風通しの良い乾いた場所でiPhoneを自然乾燥させます。ドライヤーやエアダスターなどを使用するのはNGです。また、米袋に入れるなどの対応も推奨されません。自然乾燥させるようにしましょう。

4. 再びアクセサリを接続して動作確認する
30分以上たったら、Lightningケーブルを差し込んで、充電を試みます。引き続き警告が表示される場合は、まだ水分が残っている可能性がありますので、再び自然乾燥をさせます。公式Webサイトによれば、完全に乾かすには最長で24時間かかる場合もあるそうです。

上記の対応で解決しない場合、ケーブルなどのアクセサリ、あるいはiPhone本体に不具合があるかもしれません。他のケーブルを試してみて、どちらに原因があるのかを特定し、Appleに問い合わせてみましょう。