映画へとつながるストーリーが描かれるドラマ『からかい上手の高木さん』(TBS系)が2024年4月2日より放送をスタートしました。第5話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
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第5話のあらすじ
2月14日、バレンタインデー当日。謎にドキドキしてしまう西片(黒川想矢)は、バレンタインデーでも高木さん(月島琉衣)にからかわれてしまうのではと、平常心になるよう努めます。平常心を装いつつも、下駄箱の中を気にしたり、授業中に話しかけてくる高木さんにチョコレートをもらえるかもと期待してしまう西片。結局からかわれてしまい、「何も期待しないぞ!」と自分に言い聞かせます。
教室での話題もバレンタインデーでもちきり。チョコレートをたくさん作ってきたからと教室で配り始めるものの先生(江口洋介)に一喝され没収されてしまったり、好きな人からもらえるだろうと信じてみたり、自分はもらえないからとうらやましがったり。渡せたのに危うく先生に見つかってしまっての一波乱や、もらったもののまさかの義理チョコ……かと思いきや? と、さまざまな恋模様が繰り広げられます。
入れた人を知っているという高木さん。「今結構西片の近くにいると思うんだけどな」という発言から高木さんだと確信しますが、そうじゃなかったら恥ずかしいという気持ちもあり、素直に言い出せません。すると、高木さんはポケットから「義理チョコだよ」と小さなチョコレートを差し出します。「そっちの箱は本命っぽいね」という言葉をつづけ、さらに「“こっちは”義理チョコだよ」と念を押します。
時間は少し戻り、高木さんは何やらラッピングをしている様子。お母さんに声をかけられリビングへ向かうと、お父さんの仕事の都合で3月にフランス・パリへ引っ越すことを伝えられます。謝るお父さんに「仕方ないよ、仕事だもん」とはいうものの、その表情はどこか固いものでした。
高木さんがフランスへ……
今週は8巻の「バレンタイン」、16巻の「チョコ」などのエピソードが登場しました。今週は、西片と高木さん以外にもスポットが当たり、より印象深く、より青春の甘酸っぱさを味わえるストーリーになっていました。北条さんと浜口くんについては原作通りでしたが、真野さんと中井くんについては少しオリジナルの演出が入っていました。先生に見つかったら没収されることを分かっていて、受け取ったその場でちゃんと食べてみせてくれるあたり、中井くんに少し大人っぽい余裕がありましたね。X(旧Twitter)では、「真野ちゃん中井くんカップル、北条さん浜口くんカップル、2組ともかわいらしいよね。チョコを没収もするけど、見逃してもくれる先生、粋だね。粋かな?でもやはり江口さんはかっこよいよ」「学園ドラマの王道のバレンタイン展開。今回は西片と高木さん以外の同級生の恋愛展開も観れて良かったな」などのコメントが寄せられています。
いよいよ高木さんの引っ越しの話題がしっかりと出てきました。原作では、最終回「夏祭り」で引っ越しの話題がでるものの、高木さんのことではありませんでした。このエピソードの前に告白を決意していた西片。この“からかい”で気持ちが揺らぎますが、結局思いを告げ、ようやく両思いになりハッピーエンドを迎えます。
しかし、ドラマ版はどうやらそうではない様子。6話では、とうとう卒業式シーズンに。予告で自身のことだと明言していて、高木さんの引っ越しは疑いようもない事実のようです。そのことを伝える高木さんに、「またそうやって俺をからかっているだけでしょ」と答える西片。このままふたりの距離は離れてしまうのでしょうか。ここからはオリジナル展開となるようなので、さらに目が離せません。
『からかい上手の高木さん』あらすじバックナンバー
・第4話・第3話
・第2話
・第1話