水原一平氏、大谷から24億円以上を盗む。約1万9000回の賭けで純損失は約62億円。13日に出頭予定
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏による巨額“詐欺事件”。日本時間4月12日に詳細が明らかになりました。(サムネイル画像出典: tsingha25 / Shutterstock.com)
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏による巨額“詐欺事件”。前代未聞の金額が大谷選手から盗まれるなど、日本時間4月12日に詳細が明らかになりました。
約2年で約1万9000回の賭け
2021年9月に違法なスポーツ賭博を始めた水原氏。数カ月後には大金を失い始めたようです。その損失を埋めるため、大谷選手の銀行口座の連絡先を自身の電話番号などに変更し、銀行に電話をかけ、自身を大谷であると偽り、銀行口座から違法賭博運営の関係者に送金をしました。
2021年12月~2024年1月の間に約1万9000回の賭けがあり、平均すると毎日約25回の賭けがあったようです。賭けた金額は10ドル~16万ドルまで、合計で1億4225万6769ドルの勝ちと、1億8293万5206ドルの負けがあり、純損失は4067万8436ドル(日本円で約62億円)です。大谷選手の口座からは1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正送金しました。
13日に出頭予定の水原氏
水原氏は日本時間13日に自首する予定と、一部報道で明らかになっています。また水原氏には“敏腕弁護士”が付いているとのことです。賭博の損失を埋めるために親しい野球選手から金を盗むという、過去に例を見ない巨額の詐欺事件。今後どのような結果になるのか、目が離せませんね。