【備えて安心】10年放置しても使える防災用品、山善「手回し充電テレビ+ラジオ」の多機能っぷり
山善の「手回し充電テレビ+ラジオ」は、何と“10年間ほったらかし”でも使える災害時に役立つ多機能アイテムです。長期停電で情報が入ってこないといった不安を払拭(ふっしょく)してくれる便利アイテムについてご紹介します。
災害時、停電が長時間におよび、スマートフォンやテレビ、ラジオなどのバッテリーが切れて情報が入ってこなくなると、より不安になるものです。
そのような場合に備えておすすめしたいのが、筆者も所有している山善の「手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-RTV430」。価格はオープン価格となっていますが、1万4000円前後で販売しているところが多いようです。
「手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-Rテレビ430」なら、10年放置しても使える
「手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-RTV430」の最も大きな特徴として挙げられるのが、「10年ほったらかしでも充電できる」ということ。
このアイテムに搭載されているコンデンサー充電池は、リチウム充電池やニッケル水素電池に比べて長期保存が可能なため、長期保管後でも手回しで充電をすれば使用できるのだそうです。
使える電源は3通り
また「手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-RTV430」は、手回しでの充電以外にも、乾電池(単3電池×3個)や、USBケーブルでつなぐAC電源で使うこともできます。
手回し5分でラジオ48分、テレビ5分使用可能
満充電にするには手回しで約5分(約150回転/分)必要です。満充電して使える時間は、FMラジオで約48分、ワンセグテレビで約5分となっています。
「5分手回ししてテレビは5分だけ?」と思われるかもしれませんが、長期停電で情報が全く入ってこなくなった時、手元に電池がなくても手回しすればテレビやラジオを使えるようになるのは本当に助かります。
LEDライトにもサイレンにも、モバイルバッテリーにもなる
「手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-RTV430」には、他にもさまざまな機能が付いています。便利な機能を見ていきましょう。
▼テレビやFM/AMラジオとして
ワンセグテレビ、FM/AMラジオがボタン1つで切り替え可能。テレビの画面は4.3インチで同社の従来品2.8インチよりひと回り大きく、見やすくなっています。
▼LEDライトとして
広範囲を照らすものではありませんが、LEDライト機能も付いています。停電の時は、室内だけでなく屋外も真っ暗です。そのような中で移動する必要がある時に役立ってくれます。
▼サイレンを鳴らせる
また満充電で約90分間、サイレンを鳴らすことも可能です。倒壊した建物の中から声を出し続けるのは体力を消耗してしまうので、音が出るものがあると安心です。
▼スマートフォンへの充電でもできる
側面のカバーを開けるとAC電源を接続できるUSB(micro-B)入力と、テレビやラジオをイヤホンで聞けるイヤホン出力、そしてスマートフォンなどを充電できるUSBの出力があります。モバイルバッテリーの代わりもしてくれるのです。
災害とひと言でいってもさまざまなケースがあるので、実際に災害に遭ってしまった時、備えておいて無駄になるものはありません。
普段はほったらかしでも、いざという時に情報を入手する手段として、「手回し充電テレビ+ラジオ JYTM-RTV430」を検討してみてはいかがでしょうか。