>前回(第6話)のあらすじはこちら
第7話のあらすじ
無事に結婚式を終えた春田(田中圭)と牧(林遣都)。2人の式に参列していた鉄平(児嶋一哉)と妻の舞香(伊藤修子)は、家族水入らずの海外旅行へ。その間、兄夫婦と同居するちず(内田理央)は、3歳になった息子・吾郎(佐藤大空)の子育てと仕事を1人で背負わなければならず、不安が募ります。その頃、和泉(井浦新)は結婚式で春田の幸せそうな姿を目の当たりにしながらも、まだ気持ちを吹っ切れずにいる様子。再び社内の相談室に足を運ぶと、この日も当番という部長の武川(眞島秀和)から、恋の処方せんとして「好きな人のシェア」を提案されます。
一方のちずは、会議のため訪れた天空不動産で突然倒れてしまいます。牧から連絡を受け、保育園に吾郎を迎えに行くことになる春田。過労が原因と診断されたちずは、しばらく入院が必要になるものの、旅行中の鉄平と舞香には絶対に連絡しないでほしいと、病院に付き添った牧と歌麻呂(金子大地)に頼みます。倒れてなお無理しようとするちずを心配した春田と牧は、退院まで吾郎を預かることに。
そんな中、結婚式の日に吐血をした黒澤(吉田鋼太郎)は、ちずが入院する病院を受診します。しかし、医師の診断はストレス性の吐血とあっさりしたもの。ストレスについて思い当たるものといえば、春田への気持ちにフタをしていたこと。それに気付いた黒澤は、家政夫の仕事中も春田に普通に接することができなくなり……。
同じく春田への思いに苦悩する和泉のもとに、六道(三浦翔平)が任務中に負傷したと公安から連絡が。急いで病院に駆け付ける和泉でしたが、家族以外は立ち入りできないと追い返されてしまいます。その後、無事に手術を終えた六道から秋斗の敵(かたき)を取ったと聞かされるのです。
その頃、偶然会った蝶子(大塚寧々)に背中を押され、セカンドオピニオンを受けに行くことになった黒澤は、医者から余命1カ月と告げられて――。
今後の見どころとSNSでの反響
結婚式を終えたばかりの春田と牧に、思わぬきっかけから“子育て”の機会を与えられることになった第7話。最後には、子どもは絶対欲しいと思っていた春田と、子どもが苦手な牧がそれぞれ考え方に変化が出てきたことも明かされています。放送を終えて、X(旧Twitter)では「大人の都合なんておかまいなし。春田家でやりたい放題の吾郎ちゃん…大好きなママに会えた後自分の服の袖で、ママの靴を小さな手で磨く愛しい後ろ姿…これだけで、伝わる想い。心に残るシーンです。」「『嫌いだもんな、子ども』って政宗の言葉を否定しない牧くん見て、子どもが苦手でも無理やり好きにならなくていい価値観というか、今はそうじゃなくても時間が経って養子を迎え入れたい気持ちになるかもしれないし、そういう未来のいろんな選択肢の幅が見えたのよかったな」などの声が投稿されていました。
2月23日に放送される第8話は、余命1カ月を宣告された黒澤の終活をテーマに描かれる模様。きっと何かの間違いだと思いたくなるような展開に、次回も目が離せません!
『おっさんずラブ-リターンズ-』あらすじバックナンバー
・第6話・第5話
・第4話
・第3話
・第2話
・第1話
この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。