アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの離婚報道を受け、ロンドンにある有名人の等身大フィギュアと遊べるスポット「マダム・タッソー」では展示していた2人のフィギュアを離れ離れに配置したと公式ツイッターが伝えている。2人の間には俳優のロバート・パティンソンのフィギュアが配置された。
All About編集部が東京・お台場にある「マダム・タッソー東京」のPR事務局に問い合わせたところ、現在はアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのフィギュアは隣同士に配置されているが、26日から配置変更の予定があるとの回答があった。現在の配置で見られるのはこの週末がラストチャンスになりそうだ。
マダム・タッソー東京とはどのような施設なのか。東京観光に詳しい藤丸由華氏が、All Aboutで施設オープン当初にレポートしている。
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マダム・タッソー東京とは
ロンドンをはじめ、ニューヨーク、香港、アムステルダム、バンコクなど、世界中にあるマダム・タッソー。日本には2013年3月、お台場のデックス東京ビーチに、『マダム・タッソー東京』としてオープンした。藤丸氏によると、マダム・タッソー東京は2011年の秋から期間限定でオープンしたおり、「評判が良ければ正式オープンも」とのことだったが、3ヶ月で10万人もの来場者を記録。この人気を受け、めでたく常設施設となったと説明している。
マダム・タッソーは1835年にロンドンでオープンして以来、計5億5000万人以上が足を運んだという。ここには、人気の高いセレブリティの等身大フィギュアが展示されているが、いくら本人が「展示されたい」と熱望しても、厳正なリサーチによって選ばれた人物しかフィギュアになれないといい、展示されるのは大変名誉なことだと藤丸氏は述べている。
また、1体当たりの制作費日本円にして約2100万円、製作日数は4ヶ月というフィギュアなのに、周りにはロープや柵がなく、来場者はフィギュアと肩を組んだり、一緒にポーズをとったりしながら楽しむことができるという点に藤丸氏は「驚いた」と述べている。撮影可能なので、BlogやSNS愛好者にはネタ満載のスポットだと藤丸氏は述べている。
見どころは
マダム・タッソー東京には9つのエリアがあり、約60体のフィギュアが迎えてくれるという。エントランスにはジョニー・デップ、英国のウィリアム王子とキャサリン妃、浅田真央選手、三浦知良選手らもいるという。
ホワイトハウスの大統領執務室も再現されており、にこやかなオバマ大統領とくつろぐことも可能。執務室は採光まで再現されていて、細かいこだわりに驚かされたと藤丸氏は述べている。また、歴史上の重要人物が集うエリアや、映画のワンシーンを再現できるコーナーもある。
藤丸氏は「施設内にいる時はもちろん、帰った後も写真を見て大笑いできる楽しいスポット」として薦めている。
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住所:東京都港区台場1-6-1 デックス東京ビーチ アイランドモール3階
TEL:03-3599-5231
入場料:大人(中学生以上):2300円、小学生以下:1700円、3歳未満:無料
営業時間:10:00~20:00(最終入場 19:00)
アクセス:ゆりかもめ『お台場海浜公園』駅より徒歩2分
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