明治屋ストアーは2月1日、イギリス発のファッションブランド「アニヤ・ハインドマーチ」とコラボした限定商品「ANYA HINDMARCH THE UNIVERSAL BAG」を販売。同店のオンラインストアでは、アクセス集中によるシステムエラーが長時間続きました。
【実際の投稿:明治屋ストアー、アニヤコラボに「アクセス集中に関するお詫び」を公開】
人気ブランドの限定商品にアクセス殺到
同商品は広尾・恵比寿・玉川・京橋・京都三條の5店舗と、オンラインショップで販売されました。オンラインショップでは、10時から販売。アクセス集中により画面が表示されない、レジに進まないなどのエラーが発生しました。
これを受けて明治屋ストアーの公式X(旧Twitter)は同日10時7分に、「アニヤ・ハインドマーチコラボバッグ発売に伴う明治屋公式オンラインショップへのアクセス集中に関するお詫び」とつづり、「現在、弊社オンラインショップへのアクセスが集中しているため繋がりにくくなっております」「しばらく時間を置いて再度アクセスいただきますようお願い申し上げます」とポスト。
「3時間粘ってやっと買えた」
おそらく、このオンライン争奪戦に参加した人たちはこう思ったのではないでしょうか。11時までには買えるだろうと……。しかし、この争奪戦は想像を超える競争率で、12時を過ぎても、13時を過ぎてもアクセス集中によるシステムエラーは解消されませんでした。
同ポストには、「サーバー弱すぎ」「お詫びはいいから、抽選とかにして欲しい」「ユニクロと同じで受注販売して」など、同店への要望が寄せられています。また、どうにか購入できたという人からは、「3時間粘ってやっと買えた」「3時間以上かかってようやく買えました」という声も。
「最後まで行った時には売り切れ」
一方、時間をかけたのに購入できなかった人からは、「最後まで行った時には売り切れ」「本当に時間の無駄でした」「カートに入れたと思ったらエラーで結局購入できませんでした」など、「結局買えなかった」という声が多数寄せられています。
今回のアニヤコラボでは、カートに入れられても決済までたどり着けないという事象が多発。そんな中で転売ヤーたちは早々にフリマアプリへ出品しており、メルカリでは同商品の出品であふれました。この状況に、「結局メルカリ でもう売られているのが哀しい」「フリマサイトに倍額で出てます。なんだか残念」という声も上がっています。
約2時間にわたり携帯電話とにらめっこの末、なんとかGET
かくいう筆者も、オンライン争奪戦に参戦していました。販売前日にクレジットカード情報も入力し、準備万全! 販売開始時刻の10時は、アクセス集中で商品ページは開きますが、カートに入れるボタンを押すと、エラー画面に遷移しました。これは想定内。10時20分にカートへ無事、商品を入れられましたが、ここから先に進めない……。相次ぐエラーに加え、カート内が時々表示されても、入れたはずのアニヤコラボバッグが表示されない!
11時には買えるだろうと思っていましたが、ひたすらエラー画面が表示されます。そして11時半、ようやく決済ページまで進めました。どうしてもこのバッグが欲しかった筆者は、同時にXで情報収集を。運良く購入できたという人の投稿では、クレジットカード決済を選択するとエラー続出で何度も決済選択画面に戻されるので、PayPayか後払いだと比較的スムーズに決済できるという情報が。迷わず後払いを選択し、「いざ、参る!」と「注文する」をタップ。そして出てくる見慣れたエラー画面。この画面、もう何回目にしただろうか……。
筆者の絶望オーラに愛犬も逃げ出す始末。購入手続きページに戻っては注文というループから20分、やっと購入。11時52分に、「ご注文ありがとうございます」のメールを受信しました。これはちょっと、難易度が高すぎる……。
皆さんがおっしゃるように、受注生産や事前抽選があれば、ここまで時間を費やすことなくスムーズに購入できたと思います。今後、大型コラボを販売される際は、ぜひ同店に販売方法を検討していただきたい! と思った筆者でした。