All About ニュース編集部は2023年8月10日~9月20日の間、全国10〜60代の男女356人を対象に、「小説家としても活躍する芸能人」に関するアンケートを実施しました。本記事では、好きな「小説家としても活躍する男性芸能人」ランキングを紹介します。
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第2位:劇団ひとり(49票)
2位は、「劇団ひとり」さんでした!
1993年にお笑いコンビ「スープレックス」としてデビュー。2000年に解散してからは、ピン芸人として活動を開始しました。独特の泣き芸や即興芝居など、お笑いの枠を超えた多彩な芸風が評価されています。
作家としては、2006年に発表した『陰日向に咲く』(幻冬舎)がデビュー作からベストセラーとなり話題に。2作品目となる『青天の霹靂』(幻冬舎)は映画化もされ、劇団ひとりさん本人が監督を務めています。
アンケート回答を見ると、「劇団ひとりさん青天の霹靂は映画で観たのがきっかけで、原作を読みました。ひとりさんの芸風に反して繊細な物語が面白かったです」(40代女性/兵庫県)や、「陰日向に咲くは、設定が少々強引だったけど最後まで楽しくすいすい読めました」(50代男性/新潟県)といったコメントが寄せられています。
第1位:又吉直樹(142票)
1位には、「又吉直樹」さんが選ばれました!
お笑いコンビ「ピース」のボケ担当。幼少期は家が貧しく、「お茶漬けでお腹一杯」と両親に遠慮するといったエピソードも語られています。国語の実力テストの偏差値75で全国トップになったこともあり、当時から語学力や文才の片鱗を見せていました。
作家としては、2015年に発表した小説『花火』(文藝春秋)が、新人小説家の登竜門でもある芥川賞を受賞。お笑い芸人としては史上初の快挙となりました。
自由回答を見ると、「又吉さんの「火花」は純文学を愛する著者ということもあり、読み応えがありました」(40代女性/宮崎県)や、「又吉直樹さんの本は、繊細な心理描写と芸人ならではのプロット立てで面白く読めました」(30代男性/埼玉県)といったコメントが寄せられています。
※コメントは全て原文ママです
この記事の筆者:斉藤 雄二 プロフィール
新潟出身、静岡在住の元プロドラマー。ライター執筆歴は約8年。趣味は読書とフィットネスとfiat500でドライブに出かけること。最近はeSportsの試合観戦が楽しみです。メインMCを担当するPodcast番組「だいたい二畳半|ホントは面白い住まいの話」をSpotifyやApplePodcastで配信中!