All About ニュース編集部では、「医療ドラマ」に関するアンケート調査を実施しました。同調査は、全国の10〜70代の男女412人を対象に、インターネット上で実施(調査期間:2023年12月18日~2024年1月1日)。その中から今回は、「脚本が良かったと思う医療ドラマ」ランキングを発表します。
>10位までの全ランキング結果
第2位:『JIN-仁-』シリーズ(2009年ほか)
2位は、村上もとかさんによる同名漫画を原作とした『JIN-仁-』(TBS系)。TBS系で2009年に第1期、2011年には第2期完結編が放送されました。脚本を手掛けた森下佳子さんは、恋愛小説が原作の『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)や、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』なども担当しました。回答者からは「タイムスリップもので医療ドラマとしては斬新だったから(30代女性/東京都)」「タイムリープという王道のジャンルではあるがそれに加えて歴史の偉人との邂逅や、現代の医療技術を過去で再現するというような突飛なそれぞれの要素を上手くまとめていた脚本だと思った(30代男性/奈良県)」「この時代にこの薬があれば違ったのだろうなと思った(50代女性/三重県)」など、タイムスリップ医療ドラマという斬新な脚本に称賛のコメントが寄せられました。
ほかにも「ヒューマンドラマとしてもよく書けていた(40代女性/その他)」「伏線回収がうまくできていたので(40代男性/愛媛県)」「毎回話に引き込まれ次の展開が気になったから(30代女性/北海道)」「予想のつかない展開や、逆に原作通りの丁寧な描写が良かった(30代女性/千葉県)」などの声も上がっています。
第1位:『白い巨塔』シリーズ(2003年ほか)
1位に選ばれたのは、『白い巨塔』シリーズ。2003年にフジテレビ系で放送されたテレビドラマでは、『緊急取調室』(テレビ朝日系)など、数々の人気作品を生み出している井上由美子さんが脚本を手掛けたことでも注目を集めました。回答者からは「医療現場の縦社会や、人間の感情など表現されていたから。(50代女性/岐阜県)」「病院の闇を扱っていてとてもリアル感があったからです(30代男性/神奈川県)」「実際も、自分が教授になるためにこの人に媚を売る、とかあるんだろうなぁと思える内容でした(40代女性/静岡県)」「医療内部の上下関係が生々しく感じた(30代女性/福井県)」など、深みのある複雑な内容に対する称賛の声が多く寄せられています。
ほかにも「さすが山崎豊子の原作だと感じました(20代女性/愛知県)」「小説に基づいて脚本も忠実に再現されていた(50代男性/兵庫県)」「原作がまず面白いから(40代女性/東京都)」といった、原作の同名小説に対するコメントも多く見られました。
※回答者のコメントは原文ママです