この記事では、アンケートで得た全国10〜60代の230人の回答をもとに「子育てしやすい」と思う京都府の地方自治体ランキングを紹介します。
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2位:宇治市
ランキング2位の自治体は、お茶の名産地としても人気の「宇治市」でした。平等院や宇治上神社といった世界遺産が多く、市内の神社仏閣は国内外からの観光客でにぎわっています。宇治市は2019年に、保護者同士の交流や専門職への相談のきっかけとなる地域子育て支援拠点を全ての中学校区に設置。居住エリアに関わらず、子どもを養育する保護者と妊産婦へきめ細やかなサポートを提供しています。
アンケートの回答者からは、「歴史を感じれるし、自然もあり、ちょうどよい環境だと思う(40代女性)」「交通の便がよく文化的な資産がたくさんあるため(30代男性)」などの意見が寄せられました。
1位:京都市
1位に選ばれたのは、歴史ある街として国内有数の人気を誇る自治体「京都市」でした。子育て世帯が暮らしやすい経済的なサポートが多数提供されており、近年さらに制度が充実してきています。令和5年9月の診療分からは、小学生以下の子どもの通院医療費の上限が1医療機関につき月200円に。中学生の場合、医療費は複数の医療機関を受診した場合でも最大月1500円までと定められています。
京都市を挙げた回答者からは、「自然も都市も身近で、子育てしながら合った環境を選んでいけそうだと思いました(40代無回答)」「やはり文化財に囲まれた住環境は一種の理想だと思われるので(30代男性)」といった意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:三山 てらこ
横浜生まれ横浜育ち。グルメと深夜ラジオを愛するライター。FP2級。銃弾を防ぐ少年団と、ポケットに入るモンスターも大好き。最近の悩みはアイスの買い置きが一瞬でなくなってしまうこと。X(旧Twitter):てらこ@ライター(@TeraWEB1)