【ダイソー】一点特化だけど名人級! 短時間できれいに卵をとける「ときたま名人」
ダイソーにはさまざまなキッチン用品がありますが、中でも注目すべきは「便利グッズ」と言われるもの。今回ご紹介するのは、時間がかかる「卵をとく」という作業を劇的にラクにしてくれる便利グッズ「ときたま名人」です。
さまざまなキッチン用品を取り扱っている100円ショップ、ダイソーの中で注目すべきは、一点特化型で作業のお悩みを解決してくれる「便利グッズ」。
今回ご紹介するのは、卵焼きやオムレツ、茶碗蒸しなどで必ずする「卵をとく」という作業を劇的にラクにしてくれる便利グッズ「ときたま名人」です。
ときたま名人とは?
ダイソーの「ときたま名人」は、卵をとくだけのために活躍してくれるアイテムです。素材はポリプロピレンで、サイズは4.3×0.5×16.7センチ。箸より少し短いくらいのサイズ感です。食器乾燥機対応なのもうれしいですね。
カーブしている先端を器にあてて、左右に揺らします。4つの穴の間を卵が通るたびに、白身と黄身が切られてきれいにとけるという仕組みです。
そもそも「卵をとく」とき、泡立ててはいけない?
卵には白身と黄身がありますが、その味も異なれば、加熱したときに固まる温度も違うので、別の食材と考えていいのです。そのため、卵焼きや茶碗蒸しなどに使うときは、黄身と白身をしっかりと混ぜ合わせる=“とく”必要があります。
また、このとき泡立てて空気が入ってしまうと、火の通りが均一でなくなってしまうので、泡立たないよう注意しながら白身を切るようにして細かくし、黄身とあわせていく必要があります。
この卵をとく作業がとにかく時間がかかります。一般的な箸でやると下の画像のように、白身が見えない状態(黄身と混ざったった状態)にするまで5分以上かかるのです。
「ときたま名人」なら1分で卵をとけた!
「ときたま名人」の背中のカーブを器のカーブにあわせて、左右に「ときたま名人」を揺らすようにして卵を切っていきます。
「ときたま名人」で動かしはじめてからすぐに、黄身の形は崩れ、白身のつながりも弱くなってきました。
30秒もするとこのような状態です。画像右下あたりに、白身の塊がまだ見えるので、そこを重点的に「ときたま名人」を動かしました。
黄身と白身が完全に混ざったかなと思える状態になるまで1分もかかりませんでした。
白身の塊は見えず、ほとんど泡立つことなくとくことができました。ざるで濾(こ)したかのようにスルスルになっています。
箸でといた卵と、ときたま名人でといた卵を比較します。左が5分以上かかった箸でといた卵。右が「ときたま名人」です。同じパックに入っていた卵を使ったのですが、完成して並べてみたら卵の色が違いました。自分で「完成」と思っていた状態が違うようです。箸でといたほうはまだ白身が残っているように見えます。
さぼって適当にといたときは、卵焼きの断面にも白身が固まってしまいますが、ときたま名人でといた卵でだし巻卵を作ると色が均一な卵焼きができます。
茶碗蒸しを作るとき、通常は卵をといてからさらに濾す必要がありますが、「ときたま名人」でといた卵なら濾(こ)す必要もなく美しい茶碗蒸しができました。
見た目も美しく味もおいしい、そして調理の時短になる「ときたま名人」。卵をとくという作業のためだけのアイテムですが、卵料理を頻繁にする人は1本持っていてもいいのではないでしょうか?