優秀な学生が多いと思う「神奈川県の公立進学校」ランキング! 1位「横浜翠嵐高校」、2位は?

神奈川県の高校といえば、有名私立校が真っ先に思い浮かぶという人が多いのではないでしょうか。しかし、公立学校にも数多くの名門校・進学校が存在します。本記事では優秀な学生が多いと思う「神奈川県の公立進学校」ランキングを紹介します。(サムネイル画像出典:湘南高校公式Webページ)

湘南高校(画像出典:湘南高校公式Webページ)
湘南高校(画像出典:湘南高校公式Webページ)
All About ニュース編集部は7月28日〜9月28日の期間、全国20〜60代の男女133人を対象に、「公立進学校」に関するアンケートを実施しました。今回はその結果から、「優秀な学生が多いと思う『神奈川県の公立進学校』」ランキングを発表します。

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2位:湘南高校

2位は湘南高校でした。湘南高校は、江ノ島で有名な神奈川県藤沢市に位置しており、海にも近い自然豊かな環境です。

海辺の街にある高校らしい特徴として、校舎は海に関係したモチーフを採用しているのだそう。外壁は船を、体育館や多目的ホールの屋根のデザインは海の波をイメージするなど、地元愛にあふれる校舎になっています。

そんな校舎の中での生徒の学校生活も充実しています。授業は1コマ70分と少し長めですが、その分教科ごとの学びをじっくりと深めることができる教育課程になっています。

また、平成29年9月に「学力向上進学重点校」に認定されており、特に英語教育に関して力を入れているのも特徴の1つ。

具体的には、異文化理解や実践的な英語コミュニケーション能力の育成を目指すカリキュラムになっているほか、希望者に向けての海外研修制度も充実しています。

回答者からは「以前住んでいた神奈川県ではこの学校が優秀なことはよく知られているから(30代男性/北海道)」「進学実績などが他の進学校とはレベルが違うイメージだから(40代女性/神奈川県)」「昔から進学校で有名だから(50代女性/東京都)」などのコメントが寄せられました。

1位:横浜翠嵐高校

1位は横浜翠嵐高校でした。横浜翠嵐高校は横浜市神奈川区に位置しており、横浜駅からもバスや電車でアクセスの良い学校です。

横浜翠嵐高校では、前身である県立第二横浜中学校時代から続く「大平凡主義」と言われる理念が大切にされているのだそう。「大平凡」という言葉には、平凡であることを大切にする、平凡であることの価値を認めて大切にする、という意味が込められています。

「大平凡主義」の理念のもと、生徒は部活、学校行事など学校生活と並行して学業にも励んでいます。令和5年度の大学入試では、なんと東京大学に35名、そして地元の名門である横浜国立大学に36名の合格者を出しました。そのほかにも東京工業大学、慶應義塾大学、早稲田大学など、多くの有名大学への合格実績をあげています。

回答者からは「すごく雰囲気が良い(20代女性/東京都)」「テレビ番組で紹介していたのが印象的だったから(40代男性/新潟県)」「高校生クイズで有名になり、県内から優秀な生徒が揃っているイメージがあるから(20代男性/東京都)」などのコメントが寄せられました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の執筆者:マサキヨウコ プロフィール
子ども向け雑誌や教育専門誌の編集、ベビー用品メーカーでの広報を経てフリーランス編集・ライターに。子育てや教育のトレンド、夫婦問題、ジェンダー、グルメなど、幅広いテーマで取材・執筆を行っている。
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