2006年に、フジテレビ系の「月9」ドラマとして放送され、高い視聴率を記録した『のだめカンタービレ』。2023年に初のミュージカル作品も制作され、再度注目を集めています。
All About ニュース編集部は10月5~19日、全国20~60代の135人を対象に『のだめカンタービレ』に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から、ドラマ『のだめカンタービレ』でハマり役だったと思う俳優ランキングを紹介します!
2位:玉木宏
2位にランクインしたのは、主人公の千秋真一を演じた「玉木宏」さんです。玉木さんが演じた千秋は、世界的な指揮者を目指しているエリート音大生。イケメンな上にピアノやヴァイオリンの腕前も一流、さらにフランス語、ドイツ語、英語の3カ国語を使うマルチリンガルで、料理も上手だという完璧人間として描かれます。
玉木さんはビジュアルも千秋にピッタリで、クールでエリートな雰囲気もしっかりと表現。また、辛辣でドSキャラながら、少し抜けているお茶目なところも繊細に演じました。周囲の人間から音楽の楽しさを再び教えてもらい、人間として成長していく千秋をていねいに見せ人気を集めています。
回答者からは、「美しい千秋という人物像と玉木宏さんの容姿がピッタリでした」(40代女性/香川県)、「Sっ気のある美男子で王子様キャラがものすごくぴったりだった」(30代女性/兵庫県)、「指揮の立ち姿が似合っていた」(50代女性/東京都)などの意見が寄せられました。
1位:上野樹里
1位にランクインしたのは、もう1人の主人公「のだめ」こと野田恵を演じた「上野樹里」さんです。
掃除ができず、常に金欠状態で「ぎゃぼー!」が口癖の「のだめ」。しかし、ピアノの才能はピカイチで、音楽を一度聴けば弾けてしまう才能を見せます。感情表現が豊かで裏表のない性格を持ち、親しみやすいキャラクターの「のだめ」を上野さんは魅力たっぷりに表現。
普段はダメ人間なのに、いざピアノの演奏では桁外れの集中力を発揮する芸術家肌なところも、表情や仕草をうまく使い分けながら上野さんが演じています。
そんな上野さんは、2023年に実現したミュージカル『のだめカンタービレ』で、再び「のだめ」を演じて話題を集めています。
回答者からは、「原作のイメージを崩さない完璧な再現だった」(30代女性/東京都)、「上野樹里は、ほわほわしたのだめの雰囲気を見事に表現してハマってました」(30代女性/東京都)、「コミカルさを残しながらキュートさもしっかりあって素晴らしい演技だったからです」(30代男性/神奈川県)などの意見が寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。