“どトンコツ”の「魁龍 博多本店」のラーメン
「魁龍 博多本店」のスープは徹底的に煮詰めるため、ひと釜で仕上がるスープは多くても50~60杯分。スープに使用するのは豚の頭と背脂だけで、豚頭を焦がさないよう付きっきりで24時間、ひたすら煮詰めます。
“どトンコツ”のもう1つの秘密は、創業以来注ぎ足し続けてきた「呼び戻し」方式。完成したスープをベースに、豚頭と水を加え、新しいスープの仕込みを行います。熟成されたスープと若いスープが絶妙なバランスを醸し出し、濃厚でありながらマイルドな口当たりのトンコツスープとなります。
麺は「ずんだれ」推奨
麺は2日間寝かせた低加水で中細のストレート麺を使用。タイトルの「ずんだれ」とはやわらかく茹でた麺のことです。
博多・長浜ラーメンのイメージで「トンコツラーメン=バリカタ」でオーダーする人が多いとのことですが、「魁龍」では「かた、ふつう、ずんだれ」の3種類。スープとの相性を考え、やわらかめの「ずんだれ」を推奨しています。
具は、久留米の昔ながらのスタイルを踏襲し、チャーシュー、メンマ、青ネギとシンプルです。
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