筆者の体感ではありますが、この夏はフェイスカバー(フェイスガード)を使っている人が例年に比べて多いように感じています。
コロナ禍のマスク生活からマスクなしの日常が戻り、顔に直接日差しが当たることが気になるからでしょうか。フェイスカバー自体が年々進化し、使いやすいものが増えたからということも考えられます。
10年に1度レベルの酷暑といわれているこの夏、確かに日差しを浴びるのは避けたいですよね。今回は、着けると日焼け防止になるだけではなく涼しくなれる、筆者おすすめのフェイスカバーをご紹介します。
UVカット率90~99%のフェイスカバー「ヤケーヌ爽クール」
筆者は数年前からフェイスカバーを利用していますが、フェイスカバーが顔に張り付いて暑い、息苦しいという不便を抱えていました。
そこでこの夏、話題になっている「ヤケーヌ」を導入したところ、口コミ以上の高性能で驚いています。
ヤケーヌにはいくつかの種類があり、公式Webサイトのほか、Amazonや楽天市場などでも購入することができます。価格は1500円から3000円ほど。機能やデザイン、用途によって価格が変わります。
ヤケーヌ最大の特徴は「開口部がある」こと
どのヤケーヌも大きな開口部があり、上下2部式の構造になっています。
下の段は口の下部、ちょうど顎の部分にフィットし、そこに上の段の布がふんわりとかかります。そのため口と鼻を押さえつけられるような苦しさが全くなく、フェイスカバーをしていない状態と同じように呼吸をすることができます。
フェイスカバー利用時は屋外にいて、こまめに水分補給をするべき状況であることが多いでしょう。ヤケーヌには開口部があるので、ペットボトルでも水筒でも、違和感なく飲み物を飲むことができます。
上下2段のスナップボタンでふんわり固定できる
フェイスカバーの中には布をかぶるタイプのものがありますが、それだとどうしても息苦しさを感じてしまいます。その点、ヤケーヌは上下2段のスナップボタンで留める仕様で、フェイスカバー内に空間ができるので呼吸しやすくなっています。また着脱しやすくなっているのもうれしいポイントです。
3℃涼しい高性能ポリエステル素材
ヤケーヌはカラーによって紫外線遮蔽(しゃへい)率が違いますが、おおむね90~99%。目元は2重構造になっているので99%カットということです。
ヤケーヌには繊維自体にUVカット効果のあるチタンが練り込まれているので、洗ってもUVカット効果が下がらない素材になっています。また遮熱効果により、一般的なポリエステル素材よりもフェイスカバーの中の温度が3度涼しくなっているそうです。
眼鏡やサングラスが曇らない
ヤケーヌは上部が顔にフィットするような作りになっているので、吐いた息が下に抜けて、眼鏡やサングラスをしても曇りづらくなっています。
気化熱で涼しく! 濡らして使うのもおすすめ
数種類あるヤケーヌの中でも「爽クール」タイプは、水や自分から出る汗の気化熱を利用して涼しく感じることができます。濡らして使ったときに衣服が濡れないように、首元は短めの構造になっている、風が通りやすく蒸れづらいなど、考え抜かれた仕様になっています。
筆者も実際に濡らして使っていますが、息苦しさはなく、顔周りが涼しくなるので、それだけでも十分気持ちよさを感じます。
スポーツをするときだけでなく、子どもと一緒に外で遊ばなければならないときや犬の散歩、買い物、洗濯物を干すときなど、さまざまなシーンで使うことができるフェイスカバー「ヤケーヌ」。
顔の日焼け防止にも、暑さ対策にも、この夏、使ってみてはいかがでしょうか。