2023年の夏休みのお出かけ先は、もう決まりましたか?
旅行情報誌『じゃらん』を発行するリクルートは、2023年1月23~29日の期間、中国・四国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)に在住する20~69歳の男女1033人を対象に「観光地」に関するアンケート調査を実施。
そこで今回は、2022年に宿泊旅行で訪れたことがある観光地の中から「もう一度行きたい」と思う観光地を集計した「人気観光地 満足度ランキング」の中国・四国地方編を紹介します。
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第2位:島根県「出雲大社周辺」64.2%
2位には、島根県の出雲大社周辺がランクイン。縁結びの神様として有名な出雲大社は、神々が集う社として神話に登場するなど、古来から尊ばれてきた歴史を持ちます。大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を主祭神とし、参道には御神像も建てられています。参拝方法が一般的な二礼二拍手一礼とは異なり、二礼四拍手一礼というのも特徴です。本殿は「大社(たいしゃ)造」と呼ばれる、日本最古の神社建築様式が用いられています。1744(延享元)年に現在の姿に再建され、1952(昭和27)年に国宝に指定されました。
第1位:愛媛県「道後温泉」72.5%
1位に輝いたのは、愛媛県の道後温泉でした! 3000年以上の歴史を持つ、日本最古の温泉として知られています。聖徳太子や正岡子規ら歴史上の人物が数多く入浴したとされ、夏目漱石は自身の小説『坊っちゃん』にその様子を描いています。街のシンボルである「道後温泉本館」は、国の重要文化財に指定。また、4月からは「道後アート2023」が開催中です。周辺一帯がアートで彩られ、普段とは違う街並みを楽しむことができます。
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この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。