夏本番を迎え、長期休暇を待ち遠しく感じている人も多いのではないでしょうか。
旅行情報誌『じゃらん』を発行するリクルートは、2023年1月23~29日の期間、東海地方(静岡県、岐阜県、愛知県、三重県)に在住する20~69歳の男女1031人を対象に「観光地」に関するアンケート調査を実施。
今回は、2022年に宿泊旅行で訪れたことがある観光地の中から「もう一度行きたい」と思う観光地を集計した「人気観光地 満足度ランキング」を紹介します。東海地方の1位に輝いたのはどこでしょうか?
>5位までのランキング結果を見る
第2位:石川県「金沢・湯涌」64.2%
2位には、石川県の金沢・湯涌がランクイン。加賀百万石の城下町として栄えた金沢市は、今なお当時の街並みを至る所に残しています。その代表とされるのが、日本三名園の1つに数えられる「兼六園」や、伝統的な造りの建物が軒を連ねる「ひがし茶屋街」です。また、九谷焼や金箔工芸、加賀友禅など伝統工芸も盛んで、お土産選びにも事欠きません。
そして、金沢市街地から車で40分ほどの山間にある湯涌は、まさに“秘湯”と呼ぶにふさわしい温泉宿が建ち並ぶ温泉街です。開湯1300年以上の歴史を持ち、加賀藩の歴代藩主も湯治に訪れたという記録も残るほどです。
第1位:岐阜県「下呂温泉」64.7%
1位に輝いたのは、岐阜県の下呂温泉でした! 兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並び、「日本三名泉」の1つとして知られています。また、織田信長に愛されたという言い伝えが残るなど、戦国武将とも深い関わりがある温泉地です。泉質の良さにも定評があり、無色透明の柔らかな湯が肌に優しく絡み、上がった後は絹のようにスベスベな肌触りになることから、“美肌の湯”とも称されています。
「下呂発温泉博物館」や合掌造りの民家で集落を再現した「下呂温泉合掌村」など、温泉街から徒歩で行ける観光スポットがあるのも魅力の1つです。
>5位までのランキング結果を見る
この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。