夏休み目前の7月に入り、お出かけする機会も増えてくる時期です。都内の美術館では、夏休みに向けた特別展、企画展も多数開催されています。
All About編集部は、5月23日~6月22日の期間、全国10〜70代の男女261人を対象に、「東京の美術館」に関する独自アンケート調査を実施しました。今回はその中から、「家族で楽しめると思う東京の美術館」ランキングを紹介します。
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第2位:長谷川町子美術館(世田谷区)
第2位は、「長谷川町子美術館」。『サザエさん』の作者として知られる漫画家・長谷川町子さんが自身の姉と収集した、日本画や洋画を含む約800点もの美術品の中から、展覧会のテーマに合わせて展示されています。道路を挟んだ向かいには、長谷川町子さんの生誕100周年を記念して2020年にオープンした「長谷川町子記念館」があり、磯野家の茶の間の再現や原画が読めるコーナーなど、『サザエさん』の世界が表現された施設が人気を集めています。
回答者からは、「世代問わず楽しめるから(45歳女性)」「誰でも知っている絵が展示されていて、子どもも楽しめるから(29歳女性)」「サザエさんの世界観を味わえるので(42歳男性)」などの声が集まりました。
第1位:三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)
第1位は、「三鷹の森ジブリ美術館」。幅広い世代に愛されるアニメーション映画を製作する、スタジオジブリのアニメーション美術館です。大きなトトロが出迎えてくれる受付にはじまり、オリジナル短編アニメーションの上映や小学生以下限定で遊べる大きくてふわふわのネコバスなど、次世代を担う子どもたちのために作られた美術館ならではのスポットが盛りだくさんです。回答者からは、「家族で一緒に共通の芸術が見つけられそうだから(43歳男性)」「小さな子どもでも退屈せずに楽しめる美術館だと思います。キャラクターもたくさんいたりシアターもあるので退屈しません(26歳女性)」のほか、
「一般的な美術館だと静かにしなくてはいけないが、ジブリ美術館は家族で楽しめる展示がたくさんある為。フォトスポットもあって、思い出作りにいいと思う(39歳女性)」「大人から子どもまで楽しめる美術館だと思う(ネコバスで遊んだりカフェでゆっくり休憩したり)(29歳女性)」など、子どもも大人も一緒に楽しめる美術館としておすすめする声が多数寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About NEWSでのライター歴は5年。