雨が多くジメジメした梅雨の時季は、洗濯物の「生乾き臭」が気になりますよね。
パナソニックは5月25日、20~60代の男女551人を対象に行った「梅雨時期の洗濯」に関する調査結果を発表。本記事では、その結果とともに同社エアーマイスターの福田風子さんによる「生乾き臭対策法」を紹介します。
「生乾き臭」が気になる洗濯物、第1位は「タオル類」
梅雨時季に負担に感じる家事は、半数近くが「洗濯」(48%)と回答。以下、「買い物」(16%)、「掃除」(10%)と続いています。
部屋干しの頻度は、「毎回部屋干しをする」(39%)、「ほとんど部屋干しをする」(33%)、「たまに部屋干しをする」(22%)となり、「部屋干しをする」と答えた人が94%でした。
多くの人が梅雨時に部屋干しを行っている一方、困り事もあるようで、「乾きムラがある・乾かない」(54%)、「洗濯物の生乾き臭」(53%)がほぼ同割合で上位となりました。
「生乾き臭」の頻度を聞くと、20%が「いつも感じる」と回答。5人に1人は常に「生乾き臭」に困っていることが分かりました。「たまに感じる」(48%)、「感じたことがある」(23%)を合わせると91%となり、9割以上の人が「生乾き臭経験者」のようです。
生乾き臭が気になる洗濯物は、「バスタオル・フェイスタオル」(77%)とタオル類が1位に。次いで2位「肌着・Tシャツ」(49%)、同率3位に「スウェット・パーカー」(29%)と「ジーンズ・ズボン」(29%)が続いています。
悪臭を防ぐ! 梅雨時に試したい「部屋干しテクニック」
上記の結果を踏まえ、同社エアーマイスターの福田風子さんが、悪臭を発生させないための「部屋干しテクニック」を紹介しています。
・乾かすのは「5時間以内」
衣類に水分が残ったまま5時間以上たつと、雑菌の繁殖が進んで部屋干し臭が発生するといわれています。部屋干しでは基本的に5時間以内に乾かすことがおすすめということです。
・「洗濯物が早く乾く3大条件」を満たすことが大切
早く乾かすには、「温度」「湿度」「空気の循環」の3大条件を満たす必要があります。「室温が低い」「湿度が高すぎる」「空気が流れていない」場合、部屋干しした洗濯物が乾きにくいのです。
梅雨の時季は、温度よりも湿度や空気の流れをコントロールすることが現実的とのこと。湿度は50%以下が目安で、低いほど乾きやすくなるといいます。空気を循環させるには窓を開けるほか、換気扇や扇風機を回すのも良いとのことです。また、雨の日でも、家の中より外の方が湿度が低い日もあります。その場合、雨が降り込まない程度に窓を開け、空気を入れ替えるようにするのがおすすめです。
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