「もう1人子どもほしいが生活が厳しい」世帯年収750万円・子5人、埼玉在住の1カ月のリアルな収支内訳

All About編集部が3月30日~4月7日に実施した「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。今回は、埼玉県八潮市に住む、33歳女性世帯の生活実態です。

物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。

All About編集部では、3月30日~4月7日にかけて「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートを実施しました。今回は、その調査結果を基にリアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と比較するなど、参考にしてみてください。
 

33歳、世帯年収750万円の7人家族「できれば子どもをもう1人」

今回は、埼玉県八潮市に住む、33歳女性世帯の生活実態です。

子どもが5人いる7人家族世帯で、夫の年収600万円、妻の年収150万円で、世帯年収は750万円。現在の生活について、「子供を育てることに不満はないが、やはり収入がアップしなければ生活が厳しい。しかし子供との時間も大切にしたいので働き方を変えて仕事をしなければならない。すごくジレンマを感じています。生活面での支出に悩みは抱えていません」と話します。
 

家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは?

■埼玉県八潮市、33歳女性世帯の場合
年収:夫600万円、妻150万円
家賃:10万円
間取り:3LDK(一軒家)
食費:4万5000円
交際費:なし
電気代:1万円
ガス代:8000円
水道代(2カ月での請求額):7000円
通信費:2万円(スマホ4台・Wi-Fiルーター1台)
車:ガソリン2万円、保険7000円
その他:衣服費1万円、学童保育料2万円、日用品代1万円

現在行っている家計のやりくりのポイントとして、「無理な節約ほどストレスになり、散財しやすいので適度に欲しいものを買うようにしています。あとは事前の献立計画が苦手なのでひとまず週6000円分買ってそこから何を作るのか考えるようにしています」と教えてくれました。

今後については、「収入と勤務時間の調整が可能であれば子供をもう一人。ただ、現在の間取りでは厳しいので家賃もそこそこで間取りも一部屋増えることが出来れば。住宅購入はリスクが高いので検討してません」と話しました。


※回答者コメントは原文ママです


【おすすめ記事】
「物価は上がったのに給料は上がらず不満」年収420万円・都内シングルマザーの1カ月のリアルな収支内訳
「自分のお小遣い5万円を減らして家族のお金に…」世帯年収600万円・3人家族、47歳男性に聞く生活実態
「光熱費値上がり…真冬でも着込んで暖房オフ、食器も水で洗う」世帯年収530万円、4人家族の生活実態
2人で年収750万円の都内同棲カップル「家賃10万円、水道光熱費3万円」1カ月のリアルな収支内訳を聞いた
年金収入480万円の夫婦「贅沢しないで節約を」1カ月のリアルな収支内訳とやりくり術を聞いた
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】