初任給の決定に変化。「全額歴引き上げ」は70.7%
物価上昇や新卒採用の競争激化などによって、初任給の決定に関する状況が大きな変化を迎えており、注目されています。
東証プライム上場企業157社のうち、全学歴で初任給を「引き上げた」企業は70.7%で、2022年度の41.8%から28.9ポイント上昇。「全学歴据え置き」は26.1%で2022年度の49.7%から23.6ポイント減少しました。
「学歴別」の初任給は? 大学卒の引き上げ率は71.7%
全産業における学歴別の初任給は、大学卒が22万5686円、大学院卒修士が24万3953円、短大卒が19万5227円、高校卒が18万3388円となっています。
大学卒では、2022年度から「引き上げ」が71.7%、「据え置き」が28.3%となりました。引き上げた場合の上昇額は、「1万円台」が18.6%で最も多く、「5000円台」と「7000円台」が10.5%。引き上げた場合の平均上昇額は9523円でした。
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