メルカリ総合研究所が発表した「メルカリ物価・数量指数から分かる3月のトレンド」によると、3月にはフリマアプリ「メルカリ」内で「野球(スポーツ・レジャー)」カテゴリの商品取引が活発になり物価が上昇していたそうです。具体的にはどんな商品が取引されているのでしょうか。
3月に「メルカリ」で物価が上昇した商品
メルカリ内における2023年3月の物価上昇ランキングを見ると、前年と比べて最も物価(取引価格)が上がったのは、「野球(スポーツ・レジャー)」(前年同月比171.0%)でした。
2位「トレーディングカード(おもちゃ・ホビー・グッズ)」(同155.6%)、3位「演劇/芸能(チケット)」(同142.3%)と続いています。
2020年4月以降の推移を見ると
2020年4月以降のメルカリ物価指数とメルカリ数量指数を見ても、2023年3月に「野球(スポーツ・レジャー)」カテゴリの値が急上昇していることが分かります。2020年4月には新型コロナウイルス拡大による1回目の緊急事態宣言がありましたが、2021年には日本プロ野球の「セ・パ交流戦」や「オールスターゲーム(マイナビオールスターゲーム)」「クライマックスシリーズ」が再開され、物価指数は緩やかに上昇。
2022年には人数制限なしの日本プロ野球が開幕して、2023年2月にはオープン戦がスタート。さらに3月開催の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」では、日本が勝ち進むにつれて盛り上がりを見せていました。メルカリでも、関連商品の取引が活発になったのは記憶に新しいのではないでしょうか。
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