3~4月は、多くの人が新生活を意識するタイミングではないでしょうか。フリマアプリ「メルカリ」でも、この時期だからこそのユーザーの動きがあるようです。
実際にどんなものがメルカリで売れやすいのか、また出品した商品が売れた場合、どうすればより楽に安全に発送できるのか。メルカリロジスティクス事業部の若林尚卓さん、ヤマト運輸 ナショナルECアカウント シニアマネージャーの中西優さんにインタビューした内容を基に、新生活シーズンの傾向や出品時に悩みがちな梱包&発送のコツを紹介します。
新生活シーズン、メルカリで取引が活発になるのは?
春は、例えば新社会人や学生であれば1人暮らしを始めるなど、生活環境も変わってきますよね。具体的にどんな商品の取引が活発になるのでしょうか。メルカリ内の調査によると、カテゴリ別では1~4月にかけて、「家電・スマホ・カメラ」「インテリア・住まい・小物」「ベビー・キッズ」の取引が活発になるのだそう。
新生活に必要な生活家電の取引が増えるだけではなく、取引時の単価も上昇しています。電子レンジや炊飯器、電気ケトルなどの生活家電もそうですが、他の時期よりも洗濯機や冷蔵庫など、金額が大きい家電も取引されることが理由の1つではないでしょうか。他にも「インテリア・住まい・小物」の取引も多くなります。新生活では、家具や食器類、おしゃれなインテリアも欲しくなりますからね。
さらに、「ベビー・キッズ」も売れやすくなる傾向があるのだそう。3~5月は気温が高くなり衣替えも意識されますし、例えば厚手のベビー用の布団から少し薄手の布団に変えることも。3~4月は卒業式や入学式もありますから、フォーマル服の取引も多くなります。イベント関連では「ひな祭り」があるので、子どもに関連した商品に動きが見られるようです。
家電や家具などの大きな荷物も増える
なお、メルカリの配送サービス「らくらくメルカリ便」を扱うヤマト運輸でも、どの商品がメルカリで取引された荷物なのか分からないものの、この時期は家電や家具などの新生活関連と思われるサイズが大きい荷物が増えるそうです。