2023年3月10日(金)にグランドオープンを迎える東京ミッドタウン八重洲。地下1階から地上3階の低層階は、57店舗の飲食・物販のショップが集う商業フロアとなっています。
その中でも、ただものではない雰囲気を醸し出しているスポットが2階の「ヤエスパブリック」。約820平方メートルのスペースは、眺望を含め、どこに目を向けても絵になる空間となっています。
あっという間に入れ替わる!? 期間限定店11軒の集合体
コンセプトは「人と場所、文化が重なる。新しい八重洲の公共スペース」。コンテナのような小規模の店舗が11軒、ランダムに配置されたエリアです。
立ち飲みの店が集合しているゾーンや、場所によって表情の違う座席でくつろげるスペースで思い思いの時間が過ごせるパブリックスペースは、大屋根の駅舎が見渡せる東京駅らしい眺望……!
しかし、うかうかしていられないのがこの場所の大きな特徴。実は11のショップは不定期に入れ替わり、早いものだと1カ月、そして1年、3年ぐらいで、顔ぶれがどんどん変わってしまうのです。
施設の担当スタッフが実際に個人店や路面店、予約困難店などを食べ歩きながら声がけをし、参加店が決まっていったというヤエスパブリック。その中から特に“逃さないで”ほしい店舗を4つご紹介しましょう。
POP UP ラーメン
All About「ラーメン」ガイドとしてもおなじみ、ラーメンデータバンク・大崎裕史さん監修の、今注目のラーメン店が期間限定で次々登場するお店。ミシュランガイド掲載店など全国の超有名ラーメン店が出店します。
トップバッターはミシュランガイド京都5年連続ビブグルマン獲得店「煮干そば 藍」。煮干しがちょっと苦手という人のために、限定メニュー「京都白だし中華そば(880円/以下全て税込)」も登場します。
かき氷コレクション・バトン
こちらも日本中のかき氷を知り尽くす、日本かき氷協会会長・小池隆介さんが厳選した名店が期間限定でどんどん登場するお店。今はやりの“映える”かき氷はもちろん、シンプルだけれど味わい深い1杯まで、バラエティ豊かにバトンをつないでいきます。
トップバッターは東京・谷中の「ひみつ堂」。究極のフワフワ感でファンの心をつかんでいるかき氷ゆえ、店舗の空調まで細やかに調整してオープンを迎えます。
BLUE TOKAI COFFEE
日本では珍しいインド発のスペシャルティコーヒーブランドのストア。インドは世界有数のコーヒー生産国ですが、高品質なコーヒーのほとんどがヨーロッパへ輸出されているそう。
自国で生産されたものが手に入らない状況を憂いた創業者がインド国内の農園と協力し、ブランドを60店舗のカフェを構えるまでに成長させました。これがインドで働く日本人ワーカーたちの間でも人気に! そんな縁もあり、八重洲の地で海外初出店を果たします。(ハンドドリップ 600円)
スタンドBUCHI
渋谷・神泉で「大人の社交場」として人気を博した「立喰酒場&坐房buchi」が、クローズから約10年の時を経て復活。
buchi時代、それまでカップ酒は出していなかったメーカーに、女将自ら「おいしいからぜひ」と掛け合い作ってもらったという伝説(?)のワンカップ(700円~)もずらりと並びます。日本で唯一無二・塩田跡地のきれいな海水で育てられた生ガキなど、お酒と合う個性豊かなメニューが楽しいお店です。
お店の顔ぶれがどんどん変わるということは、たびたび通っても新しい出会いがあるということ。どのお店も気軽に楽しめるメニューばかり。東京駅の空き時間、気軽にふらりと寄れる公共スペースです。
【DATA】
ヤエスパブリック
場所:東京ミッドタウン八重洲 2階
東京都中央区八重洲2-2-1
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