1959年放送開始の子ども向けエンターテイメント番組『おかあさんといっしょ』。NHK教育テレビの代表的な長寿番組です。お母さんと子どもが一緒に楽しめるよう、歌や体操など、楽しいコーナーが満載で、『だんご3兄弟』などの大ヒット曲も生み出してきました。
All About編集部は3月2~5日、全国10~60代の500人を対象に「おかあさんといっしょ」に関するアンケート調査を実施。今回はその中から、もっと続けてほしかった「うたのおにいさん」ランキングを紹介します。
3位:【10代目】今井ゆうぞう(2003~2008年)
3位には、10代目うたのおにいさんを務めた今井ゆうぞうさんがランクイン。今井さんは大学卒業後、劇団四季の団員として舞台で活躍。さらに東京ディズニーランドでパレードダンサーも務めたことがあるのだとか。2003年、『おかあさんといっしょ』のうたのおにいさんに就任。共演したうたのおねえさんは、はいだしょうこさんでした。2008年におにいさんを卒業後は、主に舞台俳優として活躍。同年、『太陽と海の教室』(フジテレビ系)にも出演し、連続ドラマ初出演を果たしました。2020年、脳内出血のため、43歳の若さで急逝されました。
「しょうこおねえさんとのコンビが面白かったので」(東京都、20代女性)、「楽しい人だからもっと見たかった」(大阪府、20代男性)、「優しさや人柄が滲み出ていて癒されたので」(福島県、50代女性)などの回答理由が寄せられました。
2位:【8代目】速水けんたろう(1993~1999年)
2位に選ばれたのは、1993~1999年に8代目うたのおにいさんを務めた速水けんたろうさん。1986年にビクターレコードから歌手としてデビューし、1993年にうたのおにいさんに就任。共演のうたのおねえさんは茂森あゆみさんでした。1999年、番組内でおねえさんと一緒に『だんご3兄弟』を歌唱し、同曲が『おかあさんといっしょ』初出の曲でしたが、驚くべき大ヒットとなりました。同年におにいさんを卒業後は、コンサート活動や紅白出場、舞台俳優などとしても活躍。しかし、2011年に交通事故を起こし、一切の仕事を休止。2012年のチャリティーイベントで復帰後、イベント参加や楽曲提供などの形で『おかあさんといっしょ』にも携わりつつ、活躍しています。
回答では「よく見ていた頃のおにいさんで、思い入れがあるため」(千葉県、20代女性)、「団子3兄弟に続くヒット曲を歌ってほしかった」(福島県、40代女性)、「表現の仕方が面白かったから」(千葉県、20代男性)などの声が聞かれました。
1位:【11代目】横山だいすけ(2008~2017年)
1位に選ばれたのは、2008年から11代目うたのおにいさんを務めた、横山だいすけさんでした! 横山さんは国立音楽大学を卒業後、劇団四季で活躍し、その後うたのおにいさんに就任。共演のうたのおねえさんは、三谷たくみさんと小野あつこさん。2017年の『おかあさんといっしょ ファミリーコンサート』の放送をもって卒業しましたが、歴代のおにいさんの中で就任期間は最長でした。卒業後は『魔女の宅急便』で、再びミュージカル出演を果たし、さらに俳優としての活動もスタート。現在はタレント・歌手として活躍しています。また、オフィシャルブログでの発信にも力を注ぎ、現在の読者は18万人以上。2019年には一般女性と結婚し、お子さんにも恵まれています。
回答理由には「だいすけお兄さんが一番好きだったので、十分長くやっていただいたとは思いますが、もっと見ていたかった」(山梨県、30代女性)、「子どもと一緒に観ていたこともあり喪失感が大きかったから」(広島県、30代男性)、「たくみお姉さんとのペアが好きだったから」(徳島県、30代女性)などの意見が寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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