All About編集部では、「戦国武将・大名」に関するアンケート調査を実施しました。同調査は、全国の男女363人を対象に、インターネット上で実施(調査期間:2月9日~3月2日)。今回はその中から、最強だと思う戦国武将・大名ランキングを発表します。
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第3位:武田信玄
第3位は、武田信玄。現在の山梨県である「甲斐」の戦国武将です。「川中島の戦い」など、領地を巡って越後の大名・上杉謙信と何度となく戦い、「三方ヶ原の戦い」では、徳川家康・織田信長の連合軍に圧勝。屈強な武将がそろう戦国時代においても、「甲斐の虎」の異名で恐れられました。回答者からは、「川中島の戦いに、三方原の戦いに負け知らず、三方原の戦いでは、徳川家康を窮地に追い込んだ最強武将です(59歳男性/愛知県)」「戦国時代最強といわれた武田軍を創り上げただけでなく、徳川家康など他の武将が参考にするほど軍略に優れていたから(39歳男性/広島県)」「徳川家康がびびって漏らすほど強いから(49歳女性/熊本県)」など、徳川家康からも一目置かれ、恐れられていたからとの声がありました。
さらに、「家臣の団結力や騎馬隊の習熟度、領民の信頼感も含めて総合的に最強である(54歳男性/神奈川県)」「自分の地区を守る意識が高い(53歳女性/福井県)」「強さの秘訣は、家臣を大事にしたからだと思います。だから家臣も信玄のために戦ったのです。主従関係に信頼関係があるのは最強だと思います(53歳女性/山梨県)」など、洪水被害を防ぐ“信玄堤”など、内政に力を入れていたことに言及する声もありました。
第2位:徳川家康
第2位は、徳川家康でした。天下統一を果たし、江戸幕府を開いた初代将軍で、日本史上最も知名度の高い武将の1人。松本潤さんが家康を演じる2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』により、さらに注目を集めています。回答者からは、「長く続いた戦乱の世をまとめたから(33歳女性/東京都)」「戦のない時代を200年以上作ったから(37歳未回答/東京都)」「難しい局面をうまく生き延び、最終的に勝ち、長く栄えたのがすごい(54歳女性/高知県)」など、波乱の戦国時代を終わらせた偉大さを挙げる声が目立ちました。
さらに、「最後は精神力だとこの方が証明していると思う(50歳女性/東京都)」「知力と忍耐力が秀でている(67歳男性/静岡県)」「虎視眈々と長年天下をとるために計画していた(46歳未回答/東京都)」「情勢を見て自分にとってどちらが良いのか判断する力に長けているから(37歳女性/千葉県)」など、忍耐力の強さについてのコメントも寄せられました。
第1位:織田信長
第1位は、天下統一の土台を作った戦国武将・織田信長でした。大量の火縄銃を用いた「長篠の戦い」では、信長が考案したといわれる「三段撃ち」戦術で武田軍を打ち破り、徳川家康との連合軍を圧勝へと導きました。回答者からは、「天下までの足掛かりを作りここまでの偉業を作るのは相当の実力がないと行えないと思います(29歳男性)」「この人物がいてこそ、天下一統の道筋が見えてきたから。同時代の名だたる武将を押しのけた武力以上に、それを支える経済力を重視した武将だから(52歳男性/岡山県)」など、天下統一の基盤を作ったから、という意見が集まりました。
さらに、「時代を超えていく戦略や武器の使用の仕方は、やはり右に出る者はいない(42歳男性/神奈川県)」「光秀に討たれなければ、海外交流をいち早くしていたと感じさせます。あの時代に世界を見据えていた考えに最強だと感じさせます(39歳女性/香川県)」「キリスト教や南蛮の文化を否定するより理解しようとした器の大きさを持ち合わせており、あれだけの勢力を築いた時点で強い人だと思います(30歳その他/東京都)」など、積極的に新しい文化を取り入れようとする姿勢や発想力、政治力の面で“最強”との声も多く寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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