【PR】新リノベーション「エコキューブ」で中古住宅のイメージを一新! 快適&健康で家計に優しい暮らしを実現

中古住宅をリノベーションし、断熱性や省エネ性という付加価値をつけて販売する新しいスタイルがあります。家族の健康を守り、日々の光熱費の節約にも貢献、地球環境にも優しい家です。体感ルームを見学して暖かさを体感してきました。

住まい選びで中古住宅を選ぶ人が増えています。お手頃な価格が魅力ですが、一方で新築のように快適に暮らせるのか不安もあるでしょう。もし断熱性・省エネ性に優れ、光熱費も節約できるリノベーション済みの住まいが手に入るなら、中古住宅を選ぶ人はますます増えるのではないでしょうか。
 

空気の質を変える新しいリノベーション「エコキューブ」という付加価値

「エコキューブ」とは家中の空気を変える新リノベーションのこと。中古住宅の断熱性を高め「快適な住み心地」を提供(画像出典:インテリックス パンフレット「corporate profiile」より)

中古住宅の購入で事前に確認しておきたいポイントのうち、例えば日々の暮らしの快適性を左右する「断熱性」「省エネ性」は見た目からは分かりにくく、古い住宅の中には十分ではないものや無断熱の物件も多くあるのが実情です。
 

そこで、ノウハウを持つ企業が中古住宅を買い取り、リノベーションを行って断熱性などの品質を高めてから販売する「買取再販」という新しいスタイルが注目されています。これにより高品質な中古住宅を安心して購入でき、さらに税制優遇の措置なども取られていることから、負担の軽減にもつながるのです。
 

今回は、買取再販も手掛けるインテリックスの「エコキューブ」施工物件(体感ルーム)を訪問しました。エコキューブとは、高断熱・高気密・高機能換気システム・高効率エアコンを備えた省エネリノベーションのことです。
 

体感ルームはマンションの一室に設けられており、断熱性の違いを体験できるように、同じ間取りで内装だけ新しくした部屋も階下にあります。
 

省エネリノベーション済みの部屋は室内の温度差が少なく、空気がきれい

省エネリノベーション済み、専有面積65.88平米、3LDKのマンション体感ルームのリビング・ダイニング(写真提供:インテリックス)

上の写真は、省エネリノベーションが施されたリビングの様子です。内装は新しくなってきれいです。しかし、それだけでなく、あちこちに省エネ向上の工夫が施されているとのこと。
 

お話を伺うと、改修前に温熱計算(※1)を行い、物件ごとに断熱計画を立ててリノベーションを行うとのことで、この部屋も、新しい壁紙の下、必要な場所には基準をクリアした十分な断熱材がすでに施されているそうです。
 

また、既存の掃き出し窓の室内側には樹脂製サッシが取り付けられて二重窓になっており、窓を閉めると外の騒音はほとんど聞こえてきません。二重窓は断熱性の向上とともに遮音性もアップする効果があります。

内窓を付けて二重窓になった掃き出し窓の様子。窓の上には高効率エアコン、窓の右側には給気口カバーがあります(撮影:筆者)

エコキューブでは、各住戸の温熱計算(※1)の結果と合わせてその物件に必要な能力を満たしたエアコンを装備しているとのことで、この日も住戸全体の冷暖房を1台でまかなう高効率エアコンが稼働していました(※2)。

掃き出し窓の右側には室内に新鮮な空気を取り込む給気口があります。換気方法として給排気ともに機械で制御する「第一種換気」を採用しているとのこと。それに加えて新鮮な外気を取り込む給気口に「熱交換式換気システム」が装着されています。その仕組みを見せていただきました。

左が室内側に装着される給気口カバー。右がオリジナルの熱交換器。筒状の陶器部分で熱交換を行う。筒端部には高機能フィルターも装着(撮影:筆者)

この「熱交換器」が組み込まれていると、外気を室温に近づけた状態で取り込むことができ、省エネ効果が高くなります。また、熱交換器部分に高機能フィルターを付けることで、外から入り込む花粉や粉じんを防ぐ効果が期待できます。

室内温度を計測。窓面は内窓効果でオレンジ~黄色となっており、暖かさをキープ。ここから熱が逃げていないことを示している(撮影:筆者)

しっかり断熱されている住戸では、室内での温度差が発生しにくく、均一となります。サーモグラフィーカメラで確認してみると、窓の下端のあたりは少し紫がかっていて冷えていることが分かりますが、その他の窓ガラス面全体や天井、床、壁は、黄色~オレンジ色で暖かさをキープ、室内の天井から床まで、上下で温度差があまりないことが分かります。
 

窓に近いソファにしばらく座っていましたが、足元が寒いと感じることはなく、どちらかというと床に敷かれたラグと自分の体温の相乗効果でポカポカと暖かく感じました。確認したところ、床暖房は入っておらず、ホットカーペットも使っていません。
 

省エネリノベーションをしない部屋では窓や外壁面の温度が低い

 一方、断熱材や窓の仕様は元のままで内装だけ新しくした住まいではどうでしょうか。比較するため、下階の同じ間取りの部屋へ移動しました。窓は単板ガラスのアルミサッシで一般的なエアコンが稼働していました。
 

基本的にマンションは戸建て住戸に比べ暖かいものです。一般的な仕様のこちらの部屋でも、ものすごく寒いということはありませんでしたが、省エネリノベーション済みの上階住戸に比べると全体的にひんやりし、冷たい空気が室内を流れているように感じました。

エコキューブを施していない階下の部屋の様子。窓面が特に冷えていることが分かる(撮影:筆者)

サーモグラフィーカメラで確認すると、掃き出し窓部分は全体が濃い青となっており、正面の壁もカーテン部分を除き青みがかっていて、これらの冷えている部分から室内の暖かい空気がどんどん奪われていることが分かります。
 

リノベーション前後の光熱費を比較してみる

では、断熱性能を高めることによって、どのくらい光熱費が節約できるのでしょうか。この体感ルームの建物条件でエコキューブ施工前と後の光熱費をシミュレーションした結果を教えていただきました。
 

それによると、リノベーション前の概算光熱費は平均月額2万1677円、年額で26万121円、リノベーション後の概算光熱費は平均月額1万4755円、年額では17万7056円とのことで、平均月額では6922円、年額にして8万3065円の節約になります(グラフ参照)(※3) 

グラフ:インテリックス提供のデータを基に筆者が作成

快適な暮らしをどう考えるか

住まいの断熱性・省エネ性は、暮らしの快適性や家族の健康に直結する大切な要素ですが、中古住宅では特に分かりにくく、中古住宅の購入を検討する人にとって不安が大きい部分かと思います。もし事前の計算に基づいた適切な断熱性能を持つ家にリノベーションされた中古住宅なら、その点は安心できるのではないでしょうか。
 

エコキューブが施された中古物件は、断熱リノベーションをしている分の費用が上乗せになることが想定されます。一方で光熱費の削減や、家族の健康維持による医療費負担の軽減なども期待できること、何より快適な暮らしの価値をどう考えるか、などから総合的に比較検討するとよいと思います。
 

現在、断熱性の優れた中古住宅の購入でも、新築同様の住宅ローン減税やフラット35の金利優遇措置などが設けられています(※4)。そのような制度の利用も検討していただければと思います。
 

家の中で過ごす時間の長い人、花粉症の人におすすめ

家じゅうの空気を変えるエコキューブは、冬でも家の中で厚着をしなくて済み、体を動かしやすくなるでしょう。家族全員が出払って留守が多い家庭よりも、例えば在宅ワークをする人や、小さなお子さん、高齢者がいるなど、家の中で過ごす時間が長い家庭におすすめです。
 

室内の上下で温度差も生じにくいため、冬場の足元の冷えが気になる人にも向くでしょう。また窓を開けなければ室内に花粉やちり、ほこりが入り込みにくい換気システムですので、花粉症の人やハウスダストに過敏な人にもよいでしょう。
 

※1 温熱計算:省エネ住宅設計支援ツール(主に【建もの燃費ナビ(R) 】などの温熱計算ソフト)に、物件の立地や構造などの条件に合わせた独自の基準を用いて施工前とリノベーション後の住戸エネルギー消費量や冷暖房費(冷房負荷26度、暖房負荷22度、エアコンのみで算出)のシミュレーションを行います。その上で快適な住宅性能を備えるための施工計画を策定します
※2 本物件の様に壁掛けエアコンを設置している場合、各部屋のドアを閉めてしまうとエアコンの空気が伝わらず、複数台のエアコンが必要となることがあります
※3 冷暖房費節約:燃料調整費を考慮しないことを前提に、エアコンのみの冷暖房を想定し独自の基準の温熱計算により算出しており、電力会社や契約プランによって異なる場合があります(電気代は計算時点の単価を使用)。生活環境、物件の立地条件などにより、実際の冷暖房費と大きく異なる場合があります
※4 税制優遇を受けるためには断熱性能の他にもクリアしなければならない条件があります

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