第3位:渋温泉(長野県)
「タイムスリップしたような感覚が楽しめそうだと思う温泉地(3つまで選択)」を聞いたところ、長野県の「渋温泉」が3位に。渋温泉は1300年前に開湯。鉄分が多く、褐色を帯びたものから白濁するもの、緑がかったものや無色透明など、効能も成分もさまざまな温泉を味わうことができます。
宿泊者には9カ所の共同浴場を無料で開放していて、温泉街を散策しながら外湯巡りを楽しめる点もポイント。石畳が続く街並みには、2003年に国の登録有形文化財に認定された温泉旅館「金具屋」がたたずみ、古き良き温泉街の歴史が感じられます。
第2位:銀山温泉(山形県)
2位には、山形県尾花沢市にある「銀山温泉」がランクイン。この温泉は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来。大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が立ち並び、昔ながらの独特な景観となっています。温泉は細かな湯花が混じった乳白色が特徴的です。
また、白銀橋のそばにある共同浴場「しろがね湯」は、気軽に日帰りでも立ち寄れる温泉として人気。建築家の隈研吾氏が設計したデザインで、優しい光をまとう間接照明は落ち着いた雰囲気となっています。
第1位:四万温泉(群馬県)
今回のランキング1位は群馬県にある「四万温泉」でした!山々に囲まれた四万温泉は西暦900年代から湯治場として親しまれ、湯量の豊富さが自慢の温泉地。日本では珍しく飲泉できる温泉で、源泉は合計42本、そのうち39本が自然湧出なのが魅力です。
信号、コンビニ、ネオンなどが一切ない街並みは、まさに昭和レトロ感満載のスポット。懐かしのスマートボールや射的で遊べる遊技場もあり、昔ながらの落ち着いた風情を楽しむことができます。
いつもと少し違う旅がしたいときには、歴史を感じる「レトロ温泉街」でのステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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